第4話  繋いだ手

セバスちゃんからリィカに緊急の連絡がはいった

急いでセバスちゃんの家に来てほしいとのこと

何が起こったのか確認に行こう


リィカ: セバスちゃんから緊急の連絡がきマシタ。 なにやらトラブルに 

     巻き込まれたそうデス。


エイミ: 緊急の連絡なんて おだやかじゃないわね。 

     早速セバスちゃんの家に行ってみましょう。


アルド: そうだな。 様子を見に行ってみようか。

     何事もないといいんだけど。



未来 曙光都市エルジオン シータ地区 セバスちゃんの部屋


セバスちゃん: 遅いじゃない! あなたたち 緊急事態だって言ってるでしょ!


アルド: なにがあったんだ。 セバスちゃん かなり焦ってるみたいだけど。


セバス: あのバカに追われてるのよ。 

     いつもおかしいやつだけど 最近特におかしいわ!


エイミ: あのバカってレオのこと? 


セバス: そうよ。 なんか急に 面白いことを 企画したから  

     セバスちゃん協力してくれって。

     面白いことっていうから気楽に返事したのがミスだったわ・・・。


エイミ: おもしろいこと? どんなことなんだろ。


セバス: 調べものがあって マクミナル博物館いったときに 昔のお祭りについて

     書いてある本を見つけたみたいで 

     そのお祭りを復活されるって意気込んでて。


アルド: 祭りか。 レオはなにをしようとしてるんだろうな。


セバス: 私にわかるわけないでしょ!! チルリル祭っていうらしいわよ!


チルリル: !? チルリルの名前なのだわ!


セバス: あなたが原因かーーー!!


エイミ: 落ち着いてセバスちゃん! 名前が一緒なだけで 

     まだ原因かは わからないでしょ。

     大体悪いのはレオよ!


ロゼッタ: あらあら チルリルさんは自分を神だと

      自称する異端行為だけじゃなくて 

      自分が崇められる存在に

      なられたんですか?


チルリル: 違うのだわ!! チルリルにもなんのことだか わからないのだわ。

      だからすぐその目で見るのは止めてほしいなのだわ・・・。


アルド: とりあえずレオに会って 話を聞きにいくのは どうだ?


エイミ: そうね。 セバスちゃんは家に隠れていて。 


セバス: ありがとう。 とりあえずレオを動けなくなるようにしてきて。


チルリル: そのお願いは叶えられないけど できるかぎり頑張ってみるのだわ。




レオ: セバスちゃんーー。 隠れてないで でてきてくれー。



アルド: レオ! セバスちゃんから話を聞いたんだけど 

     なんで追いかけまわしてるんだ?


レオ: やぁ 君たちか。 別に追いかけまわしてる わけじゃないよ。


チルリル: あなたのせいで チルリルが 怒られたのだわ!

      責任を取ってほしいのだわ!このままだと狭い部屋で・・・ブルブル。


レオ: チルリル!? 君がチルリル・・・・。

    確か アルド達は 時空を超えて 旅をしているんだったね。


アルド: そうだけど それが何か関係してるのか。


レオ: いや・・・ そうか・・・。 服装も確かに古いようだ・・・。

    本物なのか・・・。


チルリル: さっきからあなたが 何を言ってるのが わからないのだわ。 

      わかるように説明してほしいのだわ。


レオ: あー 悪かった。 先日 仕事の調べものでマクノミア博物館に 

    行った際 おもしろ本を見つけてね。 


レオ: 時代でいうと ミグランス王国が栄えた時代に あったお祭りで。

    元々は 商人が ある天使のような恩人の女の子 に感謝して 

    広めた祭りらしいんだ。


アルド: !? それってもしかして・・・。 

     古代の角を渡した商人なんじゃないか。

     あの商人 チルリルのことを褒めていたし。


チルリル: !? そうかもしれないのだわ。 お使いをしただけで 

      お祭りを作ってもらえるなんて さすがチルリルなのだわ!


メリナ: でもあの時 商人には西方で行なわれている

     バレヌ祭について 教えたわよね。


アルド: 商人が勝手に名前を変えて 広めたのか。

     レオ その本に記述のあった祭りはどんなことをするんだ。


レオ: 本によると 女の子に助けてもらった 商人は そのあと商売が 

    どんどんうまくいって お金持ちになったみたいで。

    そのことに感謝して 祭りを開いて 周りの人たちに 恵みを

    配ったと書いてあるよ。


レオ  その後 世間にも広がって 普段お世話になっている女の子に 

    感謝をこめて 祭りの間は 男が女に尽くす日に

    かわっていったみたいだね。


メリナ: はぁ・・・。 頭が痛いわ・・・。どうやったら 

     そんな認識に変わるわけ・・・。




レオ: 素晴らしい行ないだと 思わないかい?

    昔の方々がやられていた 素敵な風習を いま 復活させたいんだ。

    まずは セバスちゃんが 喜んでもらえるように 一日中尽くしてるんだが

    逃げられてばっかでね。


エイミ: セバスちゃんの苦労が少しわかったわ・・・。


リィカ: ギャク効果だと わからないノデショウカ。


アルド: ははは・・・・。

     レオ その本に書かれていることは 元の祭りとは全然違う話なんだよ。


レオ: そうなのかい? そうか・・・。

    ならその元となった祭りとはどんなものか 聞いてもいいかい?


メリナ: 私が説明するわ。 名前だけでも不愉快なのに 

     中身まで変わったら 余計に不快だわ。


チルリル: メリナどうゆうことなのだわ!!

      チルリルの名前はとても可愛いのだわ!


プライ: まぁまぁチルリル殿。 

     ここは正しい歴史を伝えるのも我々の宣教の一環だと思われますぞ。


チルリル: そうなのだわ・・・。 ちゃんと伝えて 

      チルリルはこの時代でも宣教を頑張るのだわ。


ロゼッタ: ふふふ♪ チルリルさんわかっていますね? 

      うまくいかなかったら・・・   ふふふ・・・。


チルリル: メリナ!説明頼むのだわ!! チルリルの生命がかかっているのだわ。



メリナ: そこには興味ないけど。

     説明はちゃんとするわ     

     元々は・・・・。


レオ: そうか。 元々は人々が 生きていくための 活力としての お祭りか

    とてもいいお祭りだね。 

    悪いんだけど もう 祭りについては 

    街の人にもう 宣伝してしまってね。


レオ: このままだと 勘違いのまま 祭りが進んでしまうから

    正しい知識を持つ 君たちが 説明してきてくれないか?


チルリル: チルリルに任せるのだわ! プライ メリナ 行くのだわ!


メリナ: 仕方ないわね。 歴史を正しに行くわよ。




Quest accepted



お祭りに参加しに来た人達を探して

お祭りの本来の意味を 説明しよう



仲の良さそうな男女: 今日は ジョセフィーヌちゃんのために 

  なんでも お願い聞いちゃうからねー。

           なんていいお祭りかしら!

           ずっとこんな日が続いてもいいわ。


チルリル: ちょっと待つのだわ! このお祭りは 

      そんなお祭りじゃないのだわ!!


仲の良さそうな男女: なんだ一体 見かけない連中だな。 

           KMS社の執行役員から 

           過去にあった祭りを開催してるって

           聞いたんだけど。 


チルリル: まったく違うのだわ! いまからチルリルが説明するのだわ。


仲の良さそうな男女: そうか 君たちをみてわかったよ。 

           衣装が悪いってことだね。

           昔の衣装をきて雰囲気も味わいながらやれってことだね。

           早速 服をレンタルしてくれるとこに 

           行こうか ジョセフィーヌ。

           そうしましょう♪


メリナ: あっ 待って・・・。


アルド: 行っちゃったな・・・・。


メリナ: 説明は私がするって言ったでしょ!


チルリル: ご・ごめんなさいなのだわ。 使命感が先走ったのだわ。


メリナ: まぁいいわ。 次は私が説明するから 大人しくしてなさい。

     いきなり説明をしても聞いてもらえないものよ。

     まずは適当なあいさつから・・・。




気合のはいった男: うおーーこの祭りにローラちゃんを誘ってー 

          仲良くなるぞーー!


メリナ: ちょっと話をきいてもらいたいのだけれど いいかしら。


気合のはいった男: うお!?誰だい君は いま忙しいのだけれど。


メリナ: 祭りのことなんだけど この祭り 内容が間違って伝わったみたいで。


気合のはいった男: そうなのか! 危なく変に誘ってしまうとこだったー。

          ありがとう。こんなとこでローラちゃんに嫌われるわけには

          いかない!

          

メリナ: そうなの この祭りは・・。


気合のはいった男: コスプレしないとだめだったんだな! 

          危なく準備が間に合わなくなるとこだったよ。 

          ローラちゃんの分も用意するから 行くなー。

          助言ありがとなーー。


メリナ: ちょっ・・・と・・・。


アルド: 消えていったな・・・。


チルリル: ぷっ・・・。 

      色々やり方を語ってたのに・・・。


メリナ: いま笑った・・・・?


チルリル: メリナ待つのだわ!! その武器をしまってほしいのだわーーーーー。


メリナ: すりつぶす!!!




チルリル: はぁはぁ・・・ミンチにならなくてよかったのだわ。

      次はプライがやってみるのだわ! 宣教師として立派にやるのだわ。


プライ: 私ですか。 頑張ってまいります。

     いつの時代も 人を説得させるときは

     気合が大事ですので!


仲睦まじい老夫婦: なにやら街でお祭りがあるみたいですよ。

          若い子達が言うには 女の子をもてなす 祭りらしいわ。

          そうか ばあさんのために なにかワシもやるかのー。

          あらら それは喜ばしいことですね。


プライ: そこのご夫婦 待たれよ。


仲睦まじい老夫婦: あらあら珍しい恰好をした人ですねー。


プライ: 先ほど話されてたお祭りのことなんですが。 

     誤解がありまして できればその説明をさせていただきたいのですが。


仲睦まじい老夫婦: これはこれは丁寧にありがとうございます。

          どのように参加すればいいですかね?


プライ: (おぉ 話を聞いてもらえそうだ)


プライ: そもそもこの祭りは・・・・・


プライ: であるからして・・・・・・


プライ: 偉大なバレヌ様を・・・・


プライ: また新たな日々を過ごす・・・



仲睦まじい老夫婦: よくわからなかったけど あなたのような洋服を着て

          盛り上がればいいのじゃな。

          そうみたいですねー早速仕立ててもらいに行きましょうか。


プライ: 話に夢中になりすぎて 熱くなってしまった!!


アルド: また行ってしまったな・・・。


チルリル: 今のはプライが悪いから 仕方ないのだわ。


プライ: 面目ないかぎりです。

     自分の力不足を感じるのであります。


メリナ: それにしたって 未来の人って 人の話 

     全然聞いてくれないのね・・・。

     言語が違うのかしら・・・。


エイミ: そうゆうわけじゃないとおもうけど・・・。

     みんなお祭りでテンションが上がってるのよ・・・。きっと・・・。


アルド: このままやってても ダメだろうし 

     人を集めて一斉に説明するってのは どうだろう?


チルリル: チルリルは賛成なのだわ!


メリナ: そうね。 このままじゃ 埒があかないし。 

     中央の広場に人を集めてもらいましょう。



集まった人たち: ざわざわ なにかお祭りのイベントか?


チルリル: すごい人の数・・・ 緊張するのだわ。


メリナ: ここが踏ん張りどこよ。 頑張るわよ。


チルリル: そうなのだわ!一緒に説明するのだわ!


エイミ: 集まってくれて ありがとう。

     レオから説明があった祭りは 間違いがあって

     正しい祭りの 内容を 今から ふたりが 説明するから

     聞いてあげて。


集まった人たち: 間違い?ざわざわ

         そんなことあるのか ざわざわ


メリナ: メリナよ 元々この祭りは 西方と呼ばれる大陸で始まって・・・・。

     少し間違って伝わってるみたいだから 正しく伝えたいの。


チルリル: そのなのだわ! 私の名前はチルリル。

      みんなに話を・・・。


集まった人たち: チルリルって祭りの名前になった女の子の名前だろ ざわざわ

         あーーーそうか 

         そのチルリルっていう子のコスプレをしてるのか。

         あの衣装すごいできだぞ!細かい部分までこだわっている。


集まった人たち: さっき説明してた メリナって子もすごい衣装だぞ!

         あーなるほど コスプレして役になりきっているのか ざわざわ

         これはすごいぞーー 。

         どっちも可愛いし 似合っているぞー。 ざわざわ


チルリル: なんか盛り上がっているのだわ・・・。


メリナ: 未来の人って・・・よくわからないわ・・・。


集まった人たち: ありがとうふたりとも よくわかったよー。

         まずは衣装からってことだね! 身も心も そろって

         初めてお祭りってことだね。

         どこかで衣装が借りれないか 聞いてこないと。

         このことを まだ知らない人に伝えないといけないな。

         そうだな 情報を拡散しておこう。

         この祭りはコスプレをして気になる子と

         街に出かける祭りだって。


チルリル: ちょっと待つのだわーーー。


メリナ: 私は諦めたわ・・・。



チルリル:何言ってるのだわ!!メリナ。

     チルリルはこの件に命がかかってるのだわーーーー。



広場の騒ぎを聞きつけたレオがやってきた

状況を話しておこう


レオ: この状況は一体どうゆうことだい?


アルド: 頑張って説明してきたけど うまく伝わらなかったぞ。


レオ: でもなんで街の人はコスプレしてるんだい?


メリナ: うるさい・・・ みんなそうゆう気分なんでしょ。


チルリル: チルリルは悪くないのだわ・・・・。


レオ: そうかい・・・。 なにか私が悪者のような扱いだな・・・。


レオ: ふむふむ。 まぁ しかし みんな楽しんでるようだし 

    これはこれでいいじゃないのかな?


チルリル: そうなのだわ! 盛り上がってるし 

      細かいことは 気にしないのだわ!!


メリナ: そうね。 正しく歴史を 伝えるより 

     みんな笑ってるなら それでいいわ・・・。

     あはは・・・。話を聞いてもらえないってつらいわね。

     


急な悲鳴: きゃー!!!


人々の叫び声: エアポートのほうに巨大ロボットが攻めてきたぞーーー!!

        逃げろーー! 爆撃してくるぞ!


アルド: 何があったんだ! みんながこっちの方に逃げてくるぞ。


セバスちゃん: みんな エアポートのほうに見たこともない巨大なロボットが

        現れて あたりを攻撃してるらしいわ。 


エイミ: なんですって。お祭りで人が溢れかえってるこのタイミングでの襲撃?


セバスちゃん: レオ あんたなにか知ってるでしょ?


レオ: これは予想外だね・・・。


セバスちゃん: こんなときになに企んでいるの あいかわらず迷惑なやつね。



レオ: 一応言っておくけど今回は悪だくみのほうじゃないよ。

    祭りを盛り上げるために 大きな花火をあげたくてねー。 

    前に 作って 余っていた機体を 一体 花火専用砲撃台として 

    持ってきたんだけど 何者かにコントロール権を奪われているね・・・・。


アルド: えっ・・・? それでも中身は花火なんだろ?


レオ: 中身は実弾だよ。 花火用にしてはあるが 当たれば 人は死ぬだろうね。

    これは困ったな・・・。


エイミ: すぐ止めにいかないと! だれか怪我しちゃうかもしれないわ。


アルド: そうだな! すぐに行こう。 みんな力を貸してくれ。


メリナ: 戦闘なら 説明より 楽だわ。


チルリル: チルリルの名前がついた祭りを 壊させるわけにはいかないのだわ!


プライ: いきますぞー 不肖プライ 微力ながら 力添えさせていただきます。


ロゼッタ: あらあら とんでもないことに巻き込まれちゃいましたねー。


リィカ: ロボットの位置 捕捉完了 座標を表示しマス。


レオ: すまないねー よろしく頼むよ。

    機体は壊しちゃって かまわないから。


セバスちゃん: あんた これ終わったら 一発 殴られてきなさい。




デウス・エクス・ハナビ: ジェノサイドモード 起動 対象物 確認 砲撃まで1分。


アルド: なんとか間に合ったみたいだ。 どこかで見たことある機体だな。

     ただ 前見たことがあるものとどこか違う気が・・・。    


リィカ: 本体と思わレル 部分から 切り離された 

     独立した物体を 確認しマシタ。

     独立した部分カラもレーザーの照射部品を確認デキマス。

     本体トハ別に 攻撃してくるものと 思わレマス。


メリナ: 周りにも気を付けて あのでかいのと 戦わないといけないわけね。

     すごく手間のかかりそうな相手ね。


チルリル: ややこしいなのだわ!!!



Boss Battle デウス・エクス・ハナビ



アルド: 倒したか?


メリナ: かなりのダメージは与えたつもりだけど・・・。


チルリル: あれを見るのだわ!


メリナ: 周りに浮いてた玉が 本体を修復している?


アルド: それはまずいぞ。 さっきの戦闘の ダメージの影響で 

     こっちは体が思った通りに動かないぞ。


メリナ: 修復には もう少し時間がかかりそうね。 

     動けそうなのは 私と あなたね。


チルリル: ここ一番で 活躍するのはチルなのだわ!


メリナ: 周りからの攻撃はすべて私が 対処するわ。

     あなたは 最大の一撃を本体に食らわせてやりなさい。


チルリル: メリナから頼られてるのは悪い気がしないのだわ! 

      承知したなのだわ!


メリナ: 勝手なことは許さないわ。

     いつの時代でも 人々の笑顔を守る! それが私の使命だわ!!!



チルリル: その使命 チルリルにも背負わせなさいなのだわー!!

      いまここで メリナのマネゴトはいらないのだわ。 

      全力でいかせてもらうのだわ!!!


メリナ: 行きなさいチルリル!!


チルリル: わかっているのだわ! まっすぐ最短で突っ込むから 

      信じているのだわ。       

      メリナ!


メリナ: 誰にものを言ってるの! 魔力の扱いで私が ミスするわけないわ!!

     すべて撃ち落とす!! 

  (大事なときこそ 力を抜いて 自分を自然の一部と同化させるイメージで!)



チルリル: 最速 最短 全力 なのだわーーー!!!














最果ての島


メリナ: 生きてる?


チルリル: ぷはぁ ぺぺ 砂が口の中にはいっているのだわ・・・。


メリナ: あなた 爆発の衝撃で飛ばされて 砂に突き刺さっていたからね。


チルリル: ひどいめにあったのだわ・・・。


メリナ: あははははーーー。


チルリル: 笑うなんてひどいなのだわーーーって。

      メリナの顔真っ黒なのだわーー ははは。


メリナ: あなたの顔。 真っ黒すぎて。こっち見ないで・・・。

     あははー。


チルリル: メリナ笑いすぎなのだわ!


メリナ: ごめんなさい。 あまりに面白くて。


チルリル: まったくなのだわ・・・。

      メリナは・・・。

      笑った方が 可愛くて 素敵なのだわ!



メリナ: えっ・・・。

     なによ急に・・。 

     恥ずかしいじゃない・・・。


チルリル: もっと普段から笑った方がいいのだわ。


メリナ: 笑っているわよ。 あなたに見せないだけで。


チルリル: えっ・・・ ショックなのだわ・・・。


メリナ: ふふふ。

     もっとみんなが笑える未来作らないとね。


チルリル: メリナも一緒に笑える未来をなのだわ。


メリナ: きっとその道は 困難で大変で 

     一人だと途中で くじけてしまうかもしれない。 だから

     力を貸しなさい チルリル。 

     あなたの力がいるわ。



チルリル: メリナは一人で抱え込んで 大変そうだったから

      チルリルは メリナの横にたって 戦えることを願ってきた。

      チルリルの 力が 必要なら 喜んで貸すのだわ。

      それは チルリルが 望んだ夢の 一つだからなのだわ。


メリナ: そう・・・ ありがとう 私を見ててくれて。




アルド: 大丈夫か 二人とも。


チルリル: 大丈夫なのだわー 辛うじてー。


メリナ: 生きているわ。 あの機械はどうなったの?


アルド: 完全に倒したみたいで いまリィカ達が 後処理をしてくれてる。


チルリル: 倒せてよかったなのだわ。 

      街の人たちに被害はでてないか心配なのだわ。


アルド: 街の人も怪我人はでないですんだぞ。

     祭りも夜には再開されるみたいだし。

     ぷぷ・・・ それにしても 二人ともすごい顔だな。


メリナ: アルド・・・すり潰すわよ。




アルド: ごめんなさい・・・。

     大丈夫そうなら 

     みんなのところに戻ろうか。


メリナ: そうね 頼れる仲間のところに帰ろうかしら。


アルド: なぁチルリル メリナって少し変わった?


チルリル: さぁー? 秘密なのだわ♪



Quest Clear

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役割と使命 終わりと始まり 鳳仙 時雨 @sigure_housen

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