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130.支えてあげなよ」への応援コメント


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    ハッとする姫子の重たい言葉ですね。
    中学3年生ながら人生の機微を感じ取っていたようで驚きです。
    兄と春希の関係をそばで何気なく見ていても、春希の全身で表現する心のうちを感じていたのでしょう。
    素晴らしい妹です。そして優しい。
    春希は心を許せるたった一人の友達を失わないように、男の子になっていたのですね。姫子はそれを感じていたのです。
    だから、春希は隼人を特別な友と表現していたのが理解できました。

    >はるちゃんはきっと、うん……思えばその時からずっと女の子だったのかもしれないね」
    「……………………え?」

    >今度は隼人の足が止まる。
     姫子の言葉の意味がよくわからない。
     だけど、姫子は何かを悟ったような、そんな貌をしていた。

    >「だからさ、おにぃ。ちゃんとはるちゃんを支えてあげなよ」

    <追記>
    前話で心配した、春希が沙紀に本命の座を譲る心配は、姫子の言葉で「ずっと隼人が春希を支えるように」との言葉で大丈夫だと思いました。
    だって沙紀のことをわかっている親友の姫子が兄の隼人に言ったんだからね。

  • にゃー