おまけ(微エロ注意)

半年前

放送委員の資料整理をしていた時にたまたま一緒だったのが事の始まりだった。

「よろしく」

「……ん」

そのころの俺は心を閉ざしていた。

誰も信じずに生きようって、そう決めていた。

「あ、あの名前。ミナミって言います」

「……そすか」

「よ、よろしく」


なぜ彼女がやたらと絡んでくるのかよくわからなかった。

そんな風にもくもくと作業をしていた時、それは起こった。


「「あ、新刊買ってない」」


「「……え?」」

それが先輩との出会いだった。




半年後




「はっ」と目が覚める。

外からは鳥のさえずりが聞こえ、窓から光が差し込んでいた。


「OH MY GOD」


昨日はすごかった。色々すごかった。

いきなり玄関で襲われて、その後速攻で彼女の部屋で。

本来は男がリードするものなのだろうが、先輩やばすぎ。


「痛っ!」


全身筋肉痛である。

あれだけのことをしたのだ。というかされたのだ。

はぅ///


「……おはおう」


隣からかわいらしい声が聞こえる。

昨日はすごかったねぇとニヤニヤしながら言ってくる。


「主に先輩がですけどね」

「……腰痛い」

「そりゃそうでしょ!あれだけのことしておいて。見てくださいよこのティッシュの山!!」

「だ、だって~///」


人生初の朝チュン

もしかしたら俺はとんでもない人物に告白したのかもしれない。

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虐めの一環で告白されましたが、好きな子のために復讐します。 @hanpenmaru

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