カラシを粗末にしてしまう、貴方へ
たまに、この世の有り様に絶望することがある。
それは別に、いじめられたとか殴られたとかじゃなくても、遅刻したとか雨が降ってるとか今日のコーデがダサいとかで十分絶望する理由になる。
特に食べ物を粗末にする人間をみると絶望する。
だが、わざわざ注意することはしない。
自分が食べ物を粗末にしていない、という自信がないからだ。
というより、現に粗末にしている。
その粗末にされている食べ物というのが、
パック納豆のカラシである。
私がパック納豆を戴くとき、大抵の場合、付属のカラシを半分入れる。
もう半分はというと、これが粗末にされるカラシである。
なぜ半分しかいれないのか。辛みが半減するからか。
否。以前全部いれたときはちょうど良かった。
つまり、私は、なんとなしに、カラシを全部入れてしまうことに抵抗があるだけなのだ。
ということで、私の怠惰をひけらかした訳だが。
まとめると、「人のふり見て我がふり直せ」になるかと思う。
やはり古の教訓はまとめるのにちょうど良い。
話は短い方がいいらしい 山野わぐり @WAGURI-02
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。話は短い方がいいらしいの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
コンナ音楽堂 ~古今東西アルバム探訪~最新/真野魚尾
★62 エッセイ・ノンフィクション 連載中 88話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます