カラシを粗末にしてしまう、貴方へ

たまに、この世の有り様に絶望することがある。

それは別に、いじめられたとか殴られたとかじゃなくても、遅刻したとか雨が降ってるとか今日のコーデがダサいとかで十分絶望する理由になる。


特に食べ物を粗末にする人間をみると絶望する。

だが、わざわざ注意することはしない。


自分が食べ物を粗末にしていない、という自信がないからだ。


というより、現に粗末にしている。


その粗末にされている食べ物というのが、

パック納豆のカラシである。


私がパック納豆を戴くとき、大抵の場合、付属のカラシを半分入れる。


もう半分はというと、これが粗末にされるカラシである。


なぜ半分しかいれないのか。辛みが半減するからか。


否。以前全部いれたときはちょうど良かった。


つまり、私は、なんとなしに、カラシを全部入れてしまうことに抵抗があるだけなのだ。


ということで、私の怠惰をひけらかした訳だが。


まとめると、「人のふり見て我がふり直せ」になるかと思う。


やはり古の教訓はまとめるのにちょうど良い。







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話は短い方がいいらしい 山野わぐり @WAGURI-02

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