色々考えさせますね。心が折れるような思いをするぐらいなら最初から夢など持たない方がいいと思う人もいるでしょう。無難な人生を送るように周りも自分自身でも線路を敷いてしまったり。90年代の作品だそうですが、今の世の中はもっとそういう雰囲気じゃないかなと思います。周りの人にもそれぞれの考えがあって、この父のように自分や身近な人に敗北を経験したことがあると夢を見る人を遮ろうとしてしまうだろうし、逆にプレッシャーしか与えない人もいるだろうし。その中で情熱を燃やし続けるのは本人にかかってくるのかも知れません。
ただ諦めたことを後悔したという言葉が一番重たいと感じました。この映画はハッピーエンドですが、叶わなくても死に際に後悔しなければそれはちゃんと夢に触れていたことになるのではないでしょうか。
情熱って言葉がなんだか眩しいです。蝋燭ぐらいの火でもいいから灯していたいなあと思いました……笑
作者からの返信
柊さんのコメント、ウンウン頷きながら読みました。書いてくださったとおりだなって。細やかに読み取ってくださってありがとうございます。
この映画のお父さん。自分の父親が蒸発した後、苦労したと思うんですよ。だから子供には無難な人生を送って欲しいと願う。親心って厄介ですよね。子供に苦労や挫折をさせたくないから、線路を引いてしまう。でも夢を持たなくて無難な人生を送った人って、死に際に「自分の人生つまらなかったな」って思っていそうです。
夢を追って叶わなかったとき、死に際に後悔するかどうか。きっと、その人の考え方次第ですよね。情熱を持って夢を追いかけた自分を誇りに思えたなら、満足できますよね。
でね!大切なことに気づきました!
夢と欲望って、違いますよね!!
蒸発したという祖父。金持ちになりたい、成功したいという欲を張ったのだと思うのです。
カクヨムで言えば、好きだから書くのか、注目されてウハウハしたいから書くのか、みたいな。行為は同じだけれど、動機が違う。
動機って木の根っこの部分だと思うから、動機が不純だと咲く花もそれなりなのかなぁ?なんて。
情熱って言葉、眩しいですよね!私も眩しいですよー!
柊さん、そういえば以前に氷人間だって書いたことありましたよね?でも、奥深くに情熱の火がありそうです。薪が必要かな?それとも灯油?笑
柊さんの蝋燭に火がついたら、すごいことになりそうです!
私の妄想占いによると、柊さんの情熱に火がついたら、北極で犬ぞりに乗ると出ています( ͡°ᴥ ͡° ʋ)┳━┳――⊂(´・◡・⊂ )∘˚˳°
私の妄想占いが当たるかどうかは、柊さん次第(笑)
夢を持つこと、そして挫折すること、どちらも多くの人が経験することかもしれません。
しかし一見大変な夢でも(大変というのはあくまでも自分にとってはという意味で)、それを目指し、周りに励まされたり、またダメだと言われたり、色々な思いを経験するのも多くの人が成長過程で経ていくことかもしれませんね。
また、そういうことが、全然なく、夢がない、というのも現代の子供たちにありがちな事かもしれません。
この映画は,最後に手柄を決めるのが救いになっているのでしょうし,その手柄を、彼は一生忘れることはないのでしょう。
良さそうな映画ですね。
機会があったら見てみたいと思います。
作者からの返信
コメントをありがとうございます。
冒頭の一行、レネさんの映画エッセイの真似をしちゃいました( ꈍᴗꈍ)
事後報告ですみません。レネさんなら笑って許してくれるかな〜と思って。
感動したいとき、心に火をつけたいときに観るといい映画だと思います。
詳しくないのですが、ルディは伝説になっているらしいです。記録ではなく記憶に残る選手です。
そしてレネさんが書いてくれたとおり、現代の子供達って夢がなかったり冷めているような気が私もしています。最初から諦めるのってもったいないですね。
そういえば!子供たちがやりたいスポーツ、団体競技じゃなく個人競技のほうが人気らしいですよ。自分の実力で勝てるほうがいいらしいです。団体競技の連帯責任とか嫌なんですって。
夢を持つこと、挫折すること。いろんな体験をすると、人に話す言葉にも重みが出てきますよね。
とても考えさせられました。
実際の人生で、本当に夢が叶う人など少数派でしょうから。
それでも、情熱を持って届かない夢に向かう人というのは、ある意味、尊いなんて思っております。
映画のラストシーン。最高ですよね。泣かせますよね。
作者からの返信
雨さん、いつもありがとうございます。
オリンピックを見ていたら、ふとこの映画のことを思い出して書いてみました。
雨さんもご覧になっていましたか?ラストシーン、感動しますね。泣いてしまいます。
オリンピックで金メダルを獲る人もいれば、残念な結果になる人もいる。またオリンピックに出られなかった人もいる。
みんな努力をしているし、人生をかけているんですよね。でも金メダルという結果だけを見てしまうと、夢を叶える人は少数派ですね。
けれどひたむきにプレーをする選手の姿を見ていると、結果は残せなくても尊いと、私も思います。
そわ香さん、更新お疲れさまです。
「勝たないと意味がない」のだとしましたら、いついつまでも闘争モードで勝ち続けなければいけませんよね。身体に毒です。ハードモードです。そんな圧を身内にかけられる人生は息苦しいにちがいありません。
「夢を追い続けるよりも諦めたほうが楽だったり」と仰るそわ香さんは、芯の強い御方です。そう云われると人は、自分の気持ちに問い掛けることができますよね。
途中で情熱を失ってしまったことを死に際に悔やむ。それは最もつらく人生に悔いを残してしまうでしょう。目に見えない情熱の炎を絶やさず生きたいと、そわ香さんの文章を拝読して思いました(。>ㅅ<。)♡ 素敵な映画レビューです。映画を観たことがないのに、伝わってくるものがありました!
作者からの返信
ひいなさん♡暑くて溶けていませんか?私はとろけてグダグダです(=o=)
私はスポーツをやったことないのですが、勝ち続けることって出来ないと思います。勝者であっても、過去の栄冠にすがりついて、老いを受け入れられなかったり。
戦闘モードから抜けられない人生は苦しいですね。
でもだからって、最初から諦めてしまうのももったいないですね。
私、芯が強いとよく言われるのですが、我が強いだけかもしれません(+_+)
ひいなさんのコメントを読んで、ミヨシくんとササオカさんを思い出しました。二人は表立って情熱の炎メラメラではなかったですけれど、秘めたる熱を感じます。誰かを大切に想いながら、自分の人生を丁寧に生きる。ゆるやかな熱であり、悔いを残さない行き方のように思えます。
ひいなさんの情熱が燃え盛るときは、どんなときかしら?ひいなさんはお洒落なので、ファッションだったり音楽だったり、身の回りをお気に入りのものにしたり……そんなお洒落心が動くときが情熱に火がつくとき!
なーんて勝手に想像してしまいますわ。
映画を観たことがなくとも、伝わって良かったです♫