辛うじておすすめ出来るレベルのAI小説が書けました

 女性同士の恋愛小説です。

「“色”に縛られない私たち」

https://kakuyomu.jp/works/16817330656457249269/episodes/16817330656503165797

 

 まだまだ粗筋っぽさは抜けませんが、一応、サブタイトルに★マーク(おすすめ)をつけられるレベルに認定出来ました。

 まあ、今後、もっと巧く書けるようになったら、相対的に評価は下げるかも知れませんが……。

 やはり、執筆自体は数秒で済むとは言え、擦り合わせに30分程度はかかりました。

 AI小説のクオリティもまた、やり取りにかけた時間に比例するようです。

 依頼する側の筆力もそれなりに必要であり、メソッドを確立したとしても、ワンタッチで名作量産! などという旨い話は存在しないと言う事です。

 

 さて、この“色に縛られない私たち”を私がゼロから書いた場合、どうするかを何となく考えました。

 

 ・社会人の菜月が大学生のさくらをリードする、あるいは時には歳の差の関係性が逆転する描写の強化

 ・菜月に片思いする男性の嫌がらせを詳細に描写

 ・浮気男の身勝手さ、自分に都合の良い考えの強調

 ・ラストで、奇異の目にさらされた事に対する二人の心情描写と、愛を誓い合う描写の強化

 

 こんな所でしょうか。

 特に、嫌がらせを受ける描写の強化は、倫理的なルールがあるのか拒否されました。

 一方、さくらの高校時代に受けた仕打ちはそれなりに詳しく書かれていたので、注文のしかた次第ではあるのかも知れませんが、何となくAIの限界と言うか苦手分野がわかってきたように思えます。

 この研究は、あくまでも「AIが書く」事に意味があるので、私が作品内容に干渉することは極力避ける方針ですが。(※1)

 やはり、うまい誘導の仕方を模索する事になりそうです。

 途中、菜月が自らの恋愛経験について「何かの男性と付き合ってきた」と言い放ったのには吹き出してしまい、逆にそのまま採用したい衝動にかられましたが。

 

(※1)

 主な例外は以下の通り。

 文章作法や文法の誤り、設定の矛盾、複数の出力結果を組み合わせたり前後させる、特定の言葉を強調する、内容の重複などの無駄を削るなど。

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