自主企画「あなたの創作論、評論が誰かの参考になる(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾」に参加

https://kakuyomu.jp/user_events/16817330648801267800

 今回は、こちらの自主企画に参加してみます。

 参加方法は、ここに最新話として書くので良いのでしょうか。

 答えられそうな項目だけ答えます。

 一部、本音バージョンと建前バージョンの二通りあります。


【レビュー】の質問

・☆2と☆3の差ってなんだろう…

→(本音)私個人の判断としては、☆3とは「面白い」に更に+α、得るものを感じたかどうか。逆に言えば、☆3と評価したものより、☆2と評価したものの方が純粋に楽しめた、と言う事もあり得ます。

 (建前)……が、↑は私固有の価値判断であり、☆2を“減点”と感じられる方も相当数いらっしゃるようなので、最近では☆3か、そもそも何も付けないかのどちらかにしています。

 実際、私がつけらる側になった時も☆2だと「おや? どこか悪い所もあったかな?」程度には思います。

 自分がどう思うか、も大事ですが、相手がどう思うかの擦り合わせは慎重になる必要がありそうです。


・長編作品は何話まで読んでレビューを書きますか?

→私自身、言うほどレビューって書いた事が無いのですが、書く時は最終話まで読みます。

 あるいは、最終話まで読了した作品にしかレビューを書かないとも。(創作論などの例外は除きます)

 どのようなどんでん返しで、抱いていた印象を覆されるか、最後の一行までわかったものでは無いので。


・情報量の多い作品の読み方を伝授してください!!

→いくら好きな作品であっても、興味の無い部分は読み飛ばすのも一つかと思います。

 例えば三國志をモチーフとした作品を読むとして、屈強な武将の戦いぶりを見たい人も居れば、政治的駆け引きにのみ興味がある方も居るかと思います。

 当時の食文化に全く興味がなければ、長々とした食事シーンを飛ばす事もあるでしょう。

 書くのも読むのも、モチベーションの維持は大事です。

 読了後、読み飛ばした事が心残りであれば、未来の自分が自ずとそこを読み返すのでは無いかと思います。


【創作】の質問 

・凝った設定や独特な世界観の「伝え方」はズバリ…

→くどくど説明せず、物語を進めながら描写する事かと思います。

 特殊な生態系は、主役が目的地目指して森を歩いているシーンと平行して書く。

 その世界の社会の異質さは、主役が街でトラブルに巻き込まれながら書く、など。

 私も昔、しでかしたミスなのですが、小説ではなく“設定資料”を書き連ねても、まず読んでは貰えません。

 折角作った設定や、変わり種の世界観を披露したい欲はとてもよくわかりますが、最小限の情報量で、特にアクションシーンのテンポを阻害しない、すっきりとした文章の方が読む身としてはありがたいです。


【私情】の質問

・貰って嬉しかったレビューや不快になったレビューを教えてください。

→嬉しかったレビューは、作品をしっかり読んで下さった方のものであれば、どれも。

 不快だったのは、明らかに内容を読まずに書かれたものや、触りだけ読んで作業的に書かれたもの。

 これらは、どう上手く誤魔化したとしても作者からすれば一目瞭然です。

 仮に作者の想定していなかった解釈であっても、真剣に読んで下さった上かどうかと言うのも、不思議とわかるものです。


・十万字ほどの長編に挑戦したいのですが短編しか書けません。引き伸ばす方法ってありますか?

→「引き伸ばす」必要はないと思います。

 人それぞれ、得意な長さと言うものはある筈で、私の場合はむしろ、10万~18万文字より短くても長くても苦手です。

 また、その得意な長さと言うのは、これまで何度か変動しており、超長編が書きたかった時期もあれば、短編を書きたい時期が巡った事もあります。

 あくまでも大切なのは、長さよりも、書きたいものが何なのか? 書きたいものに対しての適正な長さはどれ程か? かと思われます。

 

 …………とは言え、これでは質問の趣旨とズレてしまうので、もう一声考えてみます。

 私が大体10万文字強の作品のプロットを考える時と言うのは、大抵は「本一冊分」だとか「映画一本分~長くとも二部作程度」と言うキーワードを意識しています。

 これは引き伸ばすと言うより、私の場合逆にダラダラ書かない為の心構えではありますが。

 何でもいいので、市販の本や映画のそれを一度参考にするのも一つかも知れません。


・「キャラをストーリーに当てはめている」感が否めません。アドバイスが欲しいです

→あくまでも私がよく使う手の一例に過ぎませんが、

「人物に何らかの“テーマ”を設定し、やり過ぎなくらい執着させる」と言うものです。

 最も極端な例としては、執着させるテーマを“均一”だとか“同じである事”に設定したとします。

 その人物は、目に見えるもの全てが均一でないと気が済みません。

 結果、自分と存在である異性を殺害したり、大勢の(=不均一な)人間を、ミンチにして一纏めにするような事件を引き起こしたりします。

 こうなると、自ずと「人物主導の展開」になるとは思います。

 また、そんな性癖の人間が、次はどんな行動に出るのか? 関わった周囲はどうリアクションするのか? と言う課題も自然に現れてくれるかと考えます。

 

・書いてる途中で「これ面白くない」と行き詰まります。予防や対処を身につけたいです

→どういう形であれ、しっかり完結させて、その作品を自己分析する事をおすすめしたいです。

 私も一度やりましたが、いっその事、構想していた“書きたい部分”をダイジェストで流し、打ち切りエンドにしてしまうのも手かも知れません。

 この中で、どうしても表現したかったネタなどがあったのなら、次の作品に回したりもしました。

 打ち切った作品そのものはそこで終わりますが、ネタは“資産”として自分の中に残り続けます。

 

 

 さしあたり、こんな所でしょうか。

 伏線についての考えとか、もう少し考えたら、何か出てくるかもしれません。

 その時は、ボリューム次第でここに追記するか、別項を新たに設けるかと思います。

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