応援コメント

「異世界に転移したらエルデンリング(死にゲー)でした ~魔法の流派・宗派~」への応援コメント

  •  確かに異世界ファンタジーは和風・中華風・あるいは他の惑星風と様々な物があってもおかしくはないですよね。(他の惑星風はSFと重なるかもですが)
     とはいえ書き易さ・読み易さ等々から「ヨーロッパ風ファンタジー」が主流になったのかもしれません。それももしかしたら、馴染みのあるRPGがヨーロッパ風だからなのかもと思ったり致します。

     エネルギー弾を放出して……のくだりも確かにそうだなと思いました。最近の異世界ものの的当てテストでは威力の大きさで主人公の凄さを見る傾向がありますが、精密さなどを見るという所に着眼しても良いんじゃないかなと思ったりしますね。
    (前も申し上げたかもですが)

     

    作者からの返信

     書き始めた頃の私もそうだったので、好きなゲームに影響された世界観になってしまうのはわかる気はします。
     あとは、一人一人がそこから踏み出せるかどうかでしょうか。
     そう考えると、今やってるエルデンリングなどは、良い参考材料になりそうなのですが……CERO的に万人にはおすすめ出来ませんが。
     
     エルデンリングの魔法を見て思ったのは「各々の性能から人の歴史や営みが感じられる」と言う事でした。
     それこそ的当てテストが出てくるような作品では、敵が多数なら範囲魔法を使い、名ありの強敵には威力重視の魔法を使うと言う記号化がされがちなのでしょうけど、
     それらの魔法が生み出された時には、誰かが確固たる意思のもとに設計したルーツがある筈です。
     この辺は、以前、武器の意匠について書いた所とかぶりますが。
     輝石と言うエネルギー弾を扱う魔術体系のもと、
     一撃必殺が正しいとする権威、広範囲の面制圧こそが重要とする権威、剣術との波状攻撃が最強だと考える権威……それぞれが考える正しさが極まって、人類単位で研究された結果、様々な形の“エネルギー弾”が今にある。
     その結果「状況によって、それらを使い分けるプレイヤー」と言う所まで織り込み済みだとしたら……フロム・ソフトウェア(と言うかジョージ・R・R・マーティン)恐るべし、といった所です。
     
     また、個人単位で固有の魔術を編み出した人物も何人か存在しており、そのうちの一人がボス敵で、倒したらそれが貰えると言うのがシンプルに熱かったですね。
     また、自分を劣等生だと卑下していた中年魔術師が、人生の最期にひっそり完成させた魔術が(論理的に)前代未聞のものだったりとか、なろう系のモチーフでも出てきそうだなと思いました。