読み飛ばしても良いページを作った話
自分の中では失敗談かな? と思う話です。
インターミッションと言う名目で、世界観設定や人物の掘り下げを行うページを、本編の合間合間に差し挟んでみた事があります。
主役陣が仲間に色々教えたり教わったり、本編に関係ない趣味を披露したり、世界情勢について深く語り合ったりを、任務の合間に行って理解を深めていくていでした。
該当ページの冒頭に、
「ここは読み飛ばしても良い(本編の理解には支障が無い)ページです」
とわざわざ注釈までつけていました。
まあ、読み飛ばして良いものを表に出すな、と思われていたのではと、今にして思います。
作品の只中に「何かが書いてある」以上、無視して良いよと言われて無視できるものでもありません。まして、読んだか読まなかったかで世界や人物の理解に差が出るのならなおのこと。
意図としては「ストーリーをサクサク追いたい」か「詳細な設定まで全て知りたいか」両方のニーズに応えようというものでしたが、本質的には(原則的に字数の制約がない)ネット小説にありがちな、“設定資料集”と同じ事をしていただけだったと思います。
違いと言えば、それが冒頭に来るか本編の間に挟まっているか。
冒頭ならそれこそスルーして本編から読み始める事も出来ますが、このインターミッションに関しては嫌でも目に触れる分、余計に性質が悪かったと思います。
また、結局のところ、必要な設定は本編で長々と語らざるを得なく、あまり「説明を免除されている」感は無かったとも思います。
やはり、設定や説明は作中で全て、過不足なくやるものなのでしょう。
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