第2話

「おはようございます!」

校門をくぐると新任らしい先生が新入生に挨拶をしている。

 俺は家から5分ほどの電車に乗りまた5分くらい歩いた所の学校に入学した

 勉強、部活両方に力を入れてる学校で、行事なども地域の人たちが参加するぐらい盛り上がる学校で地元でも評判は良い。

 「1組か、」

クラス分けを確認し他の人の名前もサラッと見る。うん、知ってる人は0だな。まぁ同じ学校から来た人がいないので当たり前ではあるか。そー思うと悲しくはあるが俺は高校生活が楽しみでしょうがない。昨日の夜なかなか寝れないくらいで今もニヤけてしましそうになる。

「1組やん!」

 隣で背の高い男が叫ぶ。思わず隣を見る。

「あっ、驚かせてごめん!君何組??」

「1組だよ。一緒」

そう言うとキラキラした顔になる。

「おお!一緒か!俺は佐藤天馬!よろしくな!」

「俺は小島貴也!よろしく」

天馬も同じ学校から来た人はいないらしく友達ができそうで嬉しくなった。よし、初日ぼっちは避けられそうだ。ちょっと不安だった俺はホッとした。

天馬が不思議そうな顔をする。やば、顔に出過ぎたみたいだ。

「とりあえず教室行くか」

そう言い天馬と教室に向かう。

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平凡男子の本気高校生活(仮) @Tnissy

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