エンジニア・エンジン

作者 渋谷理(しぶやおさむ)

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★★★ Excellent!!!

今に満足できない主人公が、あるツテで偉大なる教授の助手として働く毎日を始める。世界的事情もあり主人公は危険に巻き込まれつつも、その教授の下で刺激尽きない生活を送る。とても興味惹かれる作品です、すごくストーリー設定がとてもよかったです。これからも書き続けてください。

★★★ Excellent!!!

 主人公は今の会社に満足していなかった。そこで、ある試験を受けに行った。
 しかし、そこで行われたのは、筆記試験や面接などではなく、薪割や草むしりなどの雑用ばかりだった。そしてその雑用をこなすと、何故か「合格」と言い渡される。そして、ネット社会において敵なしの教授を紹介され、教授のもとで働くことになる。その直後、ある会社である青年が死亡した。そこに絡んでいたのはAI?
 教授たちと主人公は、青年の死の真相に迫る。しかし、そこからかつて滅んだはずの、新ネットを我が物にしようとする集団の影がちらつく。
 そして主人公はその集団に属する黒幕に誘拐され、「仲間にならないか?」と誘われる。マインドコントロールされるチップを埋め込まれた主人公は、教授たちのおかげで、その危機からも脱する。
 舞台は新ネットに移り、黒幕対教授の戦いが始まった。主人公も教授の助手の一人として活躍し、現実に戻ってくるが……。

 ネットの社会が可視化され、そこに身を置くことができると言う新しい世界観の作品でした。ネットに詳しくなくても楽しめます。

 是非、御一読下さい。

★★★ Excellent!!!

このレビューは
第1シーズン 第2話 ミミクロイド事件〈15〉引っ越し
までを読んだ状態で書きました。

 何でもありな技術を扱うようなので、
想像力を刺激されます。
そうなると当然、
私より熱心かつ私より潤沢な時間で考えた結果を読むので、
常に予想を上回ってくる。

 それでいて、
情報の出し方も1個ずつで優しいので、
すんなり読めています。
たのしい。
更新がたのしみです。