補足追記
大事な点を書き忘れていたので追記です。
初めから熱があると分かっている場合は、直接病院へは行かずに、落ち着いてまずは最寄りの保健所へ電話をする事をお勧めします。
かかりつけの病院があるならともかく、初診の場合は尚更です。
私の場合はそれなりに大きな総合病院だったので発熱外来の受け入れ態勢が整っていましたが、個人医院のような小さい病院ですと、発熱外来を受け付けていない可能性があります。
そうなると結局保健所へ連絡するようにとたらい回しにされるので、最初から保健所へ指示を仰いだ方が早く話が進みます。
保健所と聞くと身構えてしまうかもしれませんが、すぐさま大事になる訳ではありません。
最近の渡航歴の有無や、渡航者や濃厚接触者との接触、コロナ特有の諸症状の有無等、いくつかの質問をされた後、現在の症状に合わせた診察を行っている病院を紹介して貰えます。
その後は紹介して貰った病院へ改めて電話をし、診察予約をしてから向かうという流れになります。
病院の施設にもよるのですが、車で向かった場合は診察の順番が来るまで車内待機になる事もあります。この時期ですから暖房と毛布やひざ掛け等の用意を忘れずに。
そして前項でも述べた通り、電話でのやり取りが非常に多いです。充電状態には常に気を配り、なるべくフリーにしておくべきでしょう。時間待ち用に本など持参すると良いかも知れません。
場合によっては血液検査などを行う事もあるので、長期戦になる可能性もあります。飲み物や軽食等も用意しておくと安心です。
後はそれぞれの医療機関の指示の通りに行動すれば大丈夫です。
何より落ち着いた行動を心掛けて下さい。焦っても良い事は何もありませんから。
補足のつもりが意外と長くなってしまいました。
あくまでこれらは去年の時点での私の経験談なので、今はまた違う対応になっているかも知れません。参考程度にどうぞ。
最後にもう一度警鐘を。
コロナの最も恐ろしい点は、罹患する事そのものより、一見関連性が感じられない日常が、いつの間にかに蝕まれていくという部分にあると思います。
今日本は、表向きには外国ほどのパニックに見舞われていないかも知れません。
しかし確実に削り取られてしまったものがいくつもあります。
私は現状を戦時下と受け止めています。大袈裟ではありません。コロナウィルスとの戦争です。
まさに今世界は、目に見えない侵略を受けているのだと私は感じるのです。
これ以上の侵食を防ぐためにも、各々の出来る範囲で徹底抗戦をして行こうではありませんか。
何、希望は見えているのです。すぐにもワクチンが作られるでしょう。それまでの辛抱です。いえ、その前に封殺するつもりでいきましょう。
不要不急の外出、3密を避ける。消毒を徹底する。
たったこれだけの事ですよ。これだけで私達は勝てる。
そう信じて、私は今日もカラオケ通いを自粛しています。
今熱がある時に病院へ行ったらどうなるの? そんな疑問にお答えできるかも知れない、コロナ禍における、慢性疾患を抱える人の緊急発熱外来体験記 スズヤ ケイ @suzuya_kei
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