昭和風冒険談

よくあるラノベファンタジーと一線を画しているところがあるので、次のような期待をしている方には向きません
*オレtueeで何にでも首を突っ込んで、一人無双
*ハーレム展開や恋愛要素
*アニメ化を意識したような無理な口調や、キャラ付け
*不愉快な思いをさせられたら、ザマァの倍返し以上

逆にこういうのに辟易している方にはおすすめ
世界観として、魔法的なものが使えるようになった代わりに集積回路が使用不能になった未来の地球という設定があり、特にインターネットや高速通信が使用不可であるということが、限りなく昭和のドラマになっています。

コメント欄では、これらの事が理解できず不満を言ったり、炎上とかありえない状況に言及したりする方もいますが、ネットがなかった時代を思い起こすこと多々。

恋愛要素も古い少年向冒険小説とかはこんなもんだよなぁというとこも昭和風味
ただし女性は自立していて、そもそもジェンダーでの差別を感じるところはありませんでした

主人公は基本自分しかできないこと以外は、他人任せです。他の冒険者や警察、国がやってくれれば良いの感じ。まぁ当てにならないことが多々あるので、それをストレスと感じるか、リアリティに感じるかで作品の評価は別れるかもしれません。
ざまぁとかもいちいちかまってやることは少ないですしね。

大人の事情展開も多かったり、ほろ苦い部分もあります。

あとは他のみなさんのお勧め通りだと思います。

物足りなさはあるものの、堅実にレベルアップして、きっちり終わらせてくれています。