お話としては、異世界召喚モノ。
話の概要は作者様の作品説明をご覧になるのが一番わかりやすいです。
現状としては戦争描写>日常回=ダンジョン攻略といった比率な内容になっており、話数的には既に400話弱と結構なボリュームですが、1話1話わりと丁寧に描かれているので、内容自体はそこまで進んでいない状況といったところでしょうか。
主人公=聖人君子というのよくありがちですが、この物語の主人公一派はわりと物事に対して打算的で、ある意味現実主義といったところか。清々しいほどにゲスいところもあるので割と笑えます。
また、主人公一派も非常に個性的すぎるメンバーが多く、チート寄りな主人公なのに貧乏クジ担当みたいな扱いになるのも面白いところです。
すごくどうでもいいんですが、ボギーさんって絶対アゴ2つに割れてるタイプな顔だと思うんです。
何故今カクヨムで再投稿?とは思いましたが、それはそれ、楽しませてもらっています。わたしも書籍版は全部持っていて、WEB版時代と合わせて10回以上読んでいますが、それでも改めて読むと面白いです。
ラノベの主人公はコミュ障が多いですが、この作品の登場人物は普通にコミュニケーションをとれる人が揃っていて、悪ノリはあるものの、イライラせずに心情に共感できます。ま、もうちょっと主人公に対人関係で美味しい思いをさせてやってもいいような気はしますが。
とにかく、私もこの作品はイチオシです。是非読んでみてください。
一読者としては、途切れている先行版の続きの部分も今回の連載で描いてもらえると嬉しいですね。ずっと続きを待っているのです。
出版も、Amazon自主出版という手もあるようですし。