第10話 しんしんと

音もなく、ふりつづける

綿のように、ふわふわと、空間を舞う

まって、うかび、泣いている

舞う時が、よろこびなのに

地について、舞い終わるヒト

ひとつ、またひとつ、同じ舞いをする

じんせいが、ちがうのに、同じ舞いをする

ヒトのやること、あいもかわらず、くりかえす

ちがう、ちがう、でもおなじ

あ~と、わめき、地に落ちる

これが、のぞみ、生きたいと、めざした道か

しんしんと、ふりつづき、やがては消える

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歌詞のような詩 パパシモン @papashimon

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