第2章 エピローグ

 気づいていたのに救えなかった。

 姉の時とは違う。

 分かっていたのに、都市伝説なんかじゃないって分かっていたのに。


 もう、こんな思いはしたくない。

 もう誰にもこんな思いはしてほしくない。


 私は強くなりたい。

 強く、誰かを助けられる人になりたい。


 綾はそんな思いで、これから始まる修行に臨んでいくのだった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

絵画療法師 李都 @0401rito

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ