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エピローグ

月日は流る

後悔を連れて

叶わなかった願いを連れて

ただただ過ぎる

時代は変わる

今日の事も忘れてく

置き土産の感傷

ゴミ箱のポートレート

夕焼けの海の感慨

散らかった部屋の騒ぎの跡

明日には片付けられて

昨日は無かったというような顔

波の間のメッセージボトル

その中の手紙の破け

一生消えない染み

滲んで読めない文字

「また明日」がない今日

もうそれを寂しいとは思わない

全てはお前のせいだ

クソッタレの令和二年