六十一日目:暗黒舞踏 第一話
榊原家の庭では、雪が毎朝の日課である竹刀の素振りをしていた。
鍛錬を終えて洋一の部屋に戻ろうとすると、足元に違和感を覚えた。
見れば、右足の
「こんなありきたりな迷信が本当に起きるとはな。買い替えの出費こそ不吉なことだ。ふふっ」
雪はさして気にも留めず、脱いだ草履を手に持って
「……ということがあってな。困ったものだ」
「でもいつも草履だったけど、カーペットに泥もつかないし魔女って便利だね」
「実体が無いわけではないがな。召喚主以外には見えぬし、存在を察知されるような痕跡は残らない。いわば幽霊みたいなものだ」
「そうだね。言われてみたら魔女ってオバケみたいだ」
鏡の前で制服のネクタイを結んでいた洋一は、感心したようにうなずく。もちろん彼はゴールデンウィークの魔女たちによる幽霊芝居騒動の記憶が消えたままだ。
手ぬぐいで汗を拭いていた雪は、シュシュを外して乱れた髪を整えだした。
「あーやっぱり、お雪はストレートの下ろした髪も可愛くていいよね」
洋一の言葉に雪は顔を強張らせると、みるみる頬を染めていく。
「……ほんと? でもずっと総髪だったから、剣をやるには邪魔じゃないかな?」
「うん、女の子らしくていいよ。女剣術士だって可愛い方がいいに決まってるよ」
雪は紅潮した顔を隠すように、焦って手ぬぐいでゴシゴシとこする。
この照れたバージョンの雪が、やはり洋一のお気に入りだ。
近頃は厳しい剣術指導モードだったので、久しぶりに雪をからかって遊んでいた。
「そういう甘いことは、私じゃなくて三枝亜耶に言わないと……そもそも洋一が彼女と付き合うっていうのが願いなんだし」
思わぬ逆襲に、洋一も痛いところを突かれて落胆する。
ふと洋一は壁の時計の針を見るなり、慌てて身支度を再開させた。
「ヤバい。そろそろ学校に行く時間だ。それじゃあ、またあとで」
「あっこら、洋一。上着を忘れておるぞ、まったく」
「六月のテストも終わったから夏服だよ。シャツも半袖でしょ?」
「そうなのか、涼しげでよいではないか」
魔女が暑さ寒さを感じるのかはわからないが、雪はいつでも武道着だし、ドロッチャとシャルロッテの二人とも半袖のゴスロリワンピースやブラウスを着ている。遥か北限の国の召喚主の元へ向かうことだってあるだろう。でも寒がりも暑がりもしないくせに、雪がいつも鍛錬でそうしているように運動をしたら汗をかくようだし、食事もするし睡眠もとる。
やはり半分オバケみたいなものなのだな、と洋一もそれ以上は考えをやめた。
退室する洋一に手を振って見送る雪。
それからしばらくして、扉越しに彼の気配が消えたのを確認すると、雪はまた鏡の前に立つとシュシュをはずしてストレートに戻す。
前髪を少し多めに寄せたり、後ろ髪を肩から前に流したり、あれこれ試す。
「髪型を変えてみるのもよいかな? どっちが東洋の魔女らしいだろう? 東洋っぽいのは総髪だろうが……」
雪はまたも飽きずに、自分の髪型を変えながら悩んでいた。
一方、自宅の前ではいつものように亜耶が待っていた。
「おはよ、洋一。さっ、行こう」
「あっ……亜耶も夏服にしたんだ」
亜耶も女子用のブレザーを脱ぎ、リボンを付けた半袖シャツからは、彼女の下着がほんのわずかに透けて見える。洋一も努めて意識しないように必死に視線を逸らしているものの、やはりちらちらと見てしまうのだった。
その日の終礼のあと、亜耶は洋一に声を掛けてきた。
「ねぇ、洋一。今日は陸上部の練習なくなったからさ、隣駅から少し歩いたところに新食感のパンケーキのお店が出来たみたいなんだけど、一緒に行かない?」
「はぁっ? 申請した通学路以外での買い食いは禁止だろ。いいのかな?」
「だいじょうぶだって、ほんのちょっと回り道するだけじゃない。陸上部も他のみんなもやってるよ」
「それにしたって他の女子と行けばいいじゃん。スイーツなんか……」
「洋一はパンケーキ嫌い? じゃあ別のとこにする?」
先日のスポーツ大会を終えてから、亜耶は学内でも洋一と共に過ごす時間が増えていた。クラスの女友達ではなく敢えて自分を選んでくれるのならば、雪との契約のおかげであろうし、本懐を遂げるのであれば彼女の誘いを断る理由は洋一には無い。
「……パンケーキ嫌いじゃないけどさ」
けっきょく亜耶に押し切られるかたちで、洋一は仕方なしに店についていく。
「結構、混んでるみたい。さすが話題のお店だね」
二人掛けのテーブルに案内されると亜耶を窓ガラスに面した席に座らせ、洋一は通路側の椅子に腰かける。
それぞれに食べたいメニューを注文し、店内で焼き上がりを待った。
「こういうのってさ、男が店内側を向いていると、他の女の人に目がいくから浮気を防止するため通路側に座るって言うけど、都市伝説なのかな? 亜耶は知ってる?」
「女の子を守るためにレディファーストで奥に座らせるって意味じゃない?」
そんな他愛ない会話をするうちに、パンケーキが運ばれてきた。
甘い香りとともにわずかな湯気をあげる、ふんわりとした焼きたての生地に亜耶がナイフを入れて口に運ぶ。
「すごい美味しい! ホントふわふわですごいよ!」
満面の笑みで至福そうにパンケーキを食べる亜耶の様子を見て、洋一も苦笑しながら食べる。
「うわっ、ふわふわだ。最近のスイーツってすごいな」
「ねぇ、そっちはどんな味? ちょっとちょうだい」
亜耶は自分のフォークではなく、洋一がいま切り分けたばかりの彼のフォークを受け取るとそのままパンケーキを食べる。
その仕草に洋一も驚いて、思わず彼女の顔を見返す。
「……美味い?」
「そっちも美味しい。最初に悩んだのよね。また来たら次はそれ頼もうっと」
ということは、亜耶は次も誘ってくれるかもしれない。
そんな期待に、洋一も胸を膨らませていた。
パンケーキを食べ終えたあとも、くだらない雑談をしていた時だった。
三叉路の直角に交わる通りの向こうから乗用車が近づいてくる。
店の前の交差点までずいぶん接近してきたが、まったく減速をする気配もない。それは、明らかな意思を持ってこちらに向かっているようだった。偶然の運転ミスとは思えない。まるで魔法による必然であるかのように。
接近したトラックをよけて亜耶の胸を触ってしまったこと、同じくサマンサの修行でトラックに轢かれたことを、洋一は瞬時に思い出した。
だが、背を向けている亜耶は気づかない。
「……っ! 亜耶、あぶない! みんなもはやく逃げて!」
洋一は咄嗟に彼女の手を握り、強く引く。
引っ張られた亜耶が立ちあがった拍子に皿やナイフが床に落ち、その物音や声に周囲の客も訝しげに洋一を見た時だった。
乗用車が窓ガラスを破り、店内に侵入してきた。
洋一は亜耶を抱きかかえて、車の真横に飛びこむ。
車はテーブルや椅子を薙ぎ払い、店内に大量のガラス片を降らせた。
その車体の半分以上を店にねじ込み、そこでようやく車は停止した。
亜耶の頭を抱えたまま、床に伏せていた洋一もそっと顔を上げる。
店内は悲鳴や泣き声に包まれた、阿鼻叫喚の地獄となっていた。
目の前の惨状を見て、洋一の血の気はみるみる引いていく。
「亜耶、だいじょうぶだった? おい、亜耶ってば!」
茫然と視線を彷徨わせていた亜耶も、次第に状況を理解し全身を震わせていく。
「うそ……怖いよ、洋一! なんでなの!」
胸元で大声で泣き出す亜耶の頭を、洋一は優しく包む。
「ごめんな、亜耶を奥の席に座らせたせいで……」
洋一はこれまでの経緯を振り返り、これも雪本人か誰か取り巻きの魔女の雑な魔法のせいではないかと、やりきれない思いに肩を震わせる。
『今までの時と一緒じゃないかよ……』
やがて、救急車や警察がやってきて、負傷した客たちが救護されていく。
「なんだ、また君たちか。災難つづきだったね」
以前、動物園から脱走したオオカミと出くわした際に会った、警官が声を掛けた。
「運転手のアクセルとブレーキの踏み間違えみたいなんだ。君たちが座っていた席めがけて突っ込んできたから、君たちが無傷なのはむしろ不幸中の幸いだったよ」
すっかり憔悴してまだ震える亜耶の肩に腕を回しながら、ストレッチャーで搬送されていく人を見守っていた洋一も力無くつぶやく。
「なんてことだよ、これは……こんなのあり得ないよ」
事故のあった店舗の外では、集まって来た野次馬が取り囲む。
人混みの中から洋一にスマートフォンが向けられると、その人物は静かに立ち去った。
亜耶は両親に車で迎えられて、自宅へと戻っていた。
洋一も自分の母に無事を伝えるメッセージを送信すると、亜耶の父が運転する車に同乗する。
「ほんと、洋ちゃんごめんね。亜耶のワガママのせいで、危ない目に巻き込んじゃって。でも亜耶のこと守ってくれてありがとうね」
「すみません、こんな事になるなんて……僕も悪いんです」
亜耶の自宅へ到着すると、洋一はあらためて彼女の両親に頭を下げた。
「どうもありがとうございました。失礼します」
三枝家を見送った洋一は、わずかな違和感が引っ掛かり、足を止める。
「亜耶のおじさん、なんかゴールデンウィークと比べてもまた痩せちゃったな……どうしたんだろ?」
洋一はわずかに首を傾げると、自分の家に戻った。
事前に息子から連絡が入っていたとはいえ、母も無事に戻った姿を見て安堵した。
「帰ってこれたのね。ニュースになるくらい大変な事故だったのよ。あんたも亜耶ちゃんもケガが無くて良かったわ」
「とりあえずはね。ケガもないし、荷物も車に轢かれてないし」
激しい疲労感とともに自室へ戻ると、束ねた髪を片方の肩から前に流した状態の雪が、鏡の前で話しかける。
「あっ、おかえり洋一。どうこれ、似合う?」
だが、洋一は不機嫌そうにカバンを放り出すと、これまでにない程の怒りの形相で雪に掴みかかった。
「いくらなんでも今日の魔法はやり過ぎだぞ! お店をめちゃくちゃにしちゃって、お雪らしくないじゃないか! それともまたドロちゃんかサマンサさんのしわざなのかよ!」
「何を言っておる! 誰も魔法を使っておらぬぞ。それに私は今日はずっと髪留めを見ていたのだ」
「嘘だ! あんな事故が偶然だって言うのかよ! 僕や亜耶ばっかりこんな目に遭うなんて、魔法に決まってるだろ!」
「……また事故に遭ったのか。わかった。ちょっと待っていろ」
雪はクローゼットの引き出しから、魔女協会の支給品である水晶球を取り出す。
彼女が掌をかざすと、磨かれた球体の表面にぼんやりと映像が浮かぶ。
「洋一と三枝亜耶が事故に遭った、その時、その前後の私だ。どうだ、他の魔女が尋ねてきたわけではないだろう」
水晶の中にはこの室内の様子が浮かび上がり、ずっと鏡の前でニヤニヤしてはシュシュを着けたり外したり、髪の流す方向を決めている雪の姿が見えた。
「一日中ずっと鏡の前にいたの?」
「だから、最初からそうだと言っておるだろう」
身の潔白のためとはいえ雪は自らの恥部を晒して、気まずそうにすぐ次の映像に切り替える。
「これが、その時に洋一がいた店だな。店内にお前たちが入っていっただろう?」
店の外から、出入りする客に混ざって洋一と亜耶が入店する瞬間が見える。
「それで、僕らが入ったあと二十分くらいしたら車が……来た! 外から見るとこんな風に突っ込んできたのか。それで僕が亜耶を抱えて、飛び避けて……」
「それから、警察がきて下手人が事情を聴かれているな。店内からお前たちと、負傷者が出てきて……うむ? なんだ、これは」
眉を寄せて、ぐっと水晶の中を覗き込む雪。
それに合わせて、洋一も水晶球に顔を近づける。
「どうやら魔法が使われているぞ……」
「ほら、やっぱ、お雪が使ったんだろ!」
「違う、私ではない! 店に車が突っ込んだ瞬間に、下手人に掛かっていた魔法が切れているのだ」
「えっ! お巡りさんからはブレーキの踏み間違えだって聞いたんだけど」
「違うな。店内に車を突っ込ませるために魔法で操られていた可能性が高い」
「そんなことって……」
二人が同時に水晶球から視線を戻すと、互いの顔の距離が近すぎるのに気づいて、慌ててぱっと離れる。
「理由はわからぬ。だが、明確な意思をもって、車を突っ込ませたのは間違いない」
「パンケーキ屋に恨みを持つ人とか、あの運転手さんを恨んでいる人……とか?」
「標的は居合わせた店員や客かもしれぬ。それはお前たちも含めてな」
「誰だよ、そんなことするのは……」
「いずれにせよ、魔女と契約してまで成し遂げる必要があったということだ」
自分か亜耶が狙われた可能性もある。そう考えると洋一も顔が蒼白になった。
しかも怪我をした人が複数いる、無差別な犯行だった。
ならば洋一も魔女の力を借りてなにかできることがないか、雪に尋ねてみた。
「ねぇ、お雪にも魔法をお願いしたいんだけど。その犯人を捜すとか」
「容疑者を追うことはできない。魔女同士には不干渉義務もあり、他の魔女の契約を知り得たとしても、妨害することは禁止事項なのだ。以前、洋一に変化して試験を受けたのも、ロッティとドロちゃんは私の行為を手伝っただけにすぎないし、スポーツ大会もサマンサどのの修行も、私の契約とは影響ない場面で、みな魔法を使っただけだ」
「そうなんだ……くそっ」
「あまり悩まぬことだ。偶然に他の魔女の魔法に、巻き込まれただけかもしれぬ。私と契約していたから、お前はその事実を知っているというだけのことだ」
雪は気休めに彼の肩をぽんと小さく叩いた。
翌朝。
登校時間となり自宅を出てみたが、亜耶の姿はない。
数軒先の彼女の家の前では、亜耶の母が待っていた。
「洋ちゃん、おはよう。昨日のことがあって亜耶ったらまだ寝込んでいるのよ。悪いけど今日は学校を休ませるから」
「はい……お大事にって伝えておいてください」
彼女の身を案じながら洋一が単独で学校へ向かうと、なんとなく感じる視線。
廊下やクラスで会う生徒の全員ではないが、なぜか皆がこちらを見ては、すぐに目線をそらすような気がした。
放課後、洋一は電算部へ顔を出す。
「こんにちはっす」
「榊原氏、大変なニュースでしたな。ネットやSNSは話題騒然ですぞ」
電算部の部長が声を掛けてきた。
「まぁ確かに、命の危険は感じなくはなかったですね……って、なんで知ってるんですか、そのこと!」
「それに、校則に禁止された申請通学路以外で飲食だそうだね」
なぜ、そこまで詳細にバレたのかと洋一も驚愕する。
「しかも、あの三枝さんと二人して店にいたそうじゃないか」
同学年の部員が苦悩に顔を歪めて、洋一の肩を掴む。
「前にも伝えたけどさ、榊原くんがいま学内SNSで標的になってるんだよ」
「どういうこと? すみません、部長。ぜんぜん理解できないんすけど」
「榊原氏にはこれも前に言ったけどね。同学年や陸上部のなかで、三枝さんに想いを秘めている男子は多いのだよ」
洋一は学級委員の有栖川から唐突に聞かされた話が頭をよぎる。
なにせ、女子人気ナンバーワンの木下も亜耶に気がある。
そして剣道の試合のあと、彼もまだ亜耶を諦めていないような口ぶりであった。
「それを申し訳ないが、やや地味な我々タイプの榊原くんが幼馴染というだけで、名前で呼び合い、家も近所で、登校もクラスも昼ご飯も一緒……君への嫉妬の視線が激しいのに、今まで気づかなかったのかい?」
「拙者が聞いた話では、三枝さんが榊原氏のジャージを借りて部活動にでたところ、卒倒した男子部員がいたそうだ。
「それでいて、付き合ってるんだか付き合ってないんだか、どっちつかずのくせに二人はいつも一緒。三枝さんに告白して散った者に聞いても『今は彼氏はいないけども……』という曖昧な返事ばかりだ。男子からの榊原くんへの怒りは大きいんだよ」
部長がおもむろにパソコンにアドレスを入力すると、そこに表示された画面。
噂の学内SNSの裏サイトであった。
いくつものスレッドに、たくさんの好き勝手な暴力的な言葉が綴られている。
そのターゲットは教職員やPTAだけではない。
いかにもな素行不良の生徒や、イジメの対象になりそうなおとなしい生徒、ごく普通のどこのクラスにもいそうな生徒の話題もある。
洋一は書き込みを読み進めていく。
先日のスポーツ大会では、彼が剣道対決でみじめに木下に負けたこと。
さらに昨日の事故の件では、パンケーキ店に二人で入店する画像まで載っていた。
そして、事故に遭った後の画像も。
放課後に憧れの三枝さんと通学路外のデートをして事故にまで遭い、反省しろ、ざまぁみろ、先生に通報だ、といった心無い書き込みが続いていく。
「榊原くんはこれ以上、ここは見ない方がいいかもね……」
同学年の部員が、パソコンの画面から表示されたタブを消す。
洋一は今の事態がのみこめず、口を開けたまま静止していた。
それを察した同学年の部員が彼を慰める。
「しょせん直接文句を言う勇気のない奴らが書いているだけだよ。実際に先月のテストを頑張ったし、スポーツ大会も剣道でそれなりの結果を出したって、榊原くんを評価している書き込みだってあるんだからさ」
「拙者たちは榊原氏の味方であり
だが洋一は顔面蒼白になり、部長たちの言葉もすべて届かないほどに狼狽していた。
自分は亜耶と居るだけで、常に周囲から監視され、
これではもはや、学校社会で既に死んだも同然ではないか。
彼の脳裏には否定的な感情が押し寄せ、やがて深みへと落ちていく。
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