【完結】暴虎馮河伝 〜続編あり〜

登場人物紹介

　こんにちは！　拙作を読んでいただいてありがとうございます。

　気付けば１５万字目前まで来ましたが、運悪く隕石が命中して、突然死でもしない限りは完結まで書くつもりですので、最後までお付き合いいただければありがたいです。

　そこで今更ながらですが、ある程度キャラが増えてきたので、この辺りで主要な登場人物の紹介をしたいと思います。

凌（リョウ）　拓飛（タクヒ）……本編の主人公。目付きと口と態度の悪い十九歳の青年。生まれつき白髪赤眼の容貌で、十年前のある事件から左腕が虎と化すようになった。その時の心的外傷（トラウマ）により、女性が苦手。戦闘狂の一面を持ち、相手が強ければ強いほどテンションが上がる。

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石（セキ）　凰華（オウカ）……本編のヒロイン。北方の田舎町の拳法道場の一人娘。取り立てて美人という訳ではないが、老若男女問わず好かれる不思議な魅力を持った天真爛漫な十八歳の少女。拓飛の腕を治す旅に同行する。

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斉（セイ）……西方の訛りを話すが、本名や出自など一切が不明な若者。元は斉天大聖（セイテンタイセイ）を名乗る一人働きの盗賊で、盗んだ秘伝書から独学で内功や武術を会得した。ひょうきんな性格で拓飛一行のムードメーカー的存在。

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焔星（エンセイ）・桃花（トウカ）……焔星は半妖の雄馬で空を駆ける能力を持つ。桃花は西方の神獣の血を引く雌馬で、それぞれ拓飛と凰華の愛馬。

王（オウ）　月娥（ゲツガ）……白虎派の掌門。三十代にしか見えない妖艶な美女だが、雄渾な内功により実年齢はかけ離れている。西王母（セイオウボ）の異名を持ち、『千里眼』や『桃氣』などの不思議な術を操る。

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蘇（ソ）　熊将（ユウショウ）……白虎派の門人で第七世代筆頭。接近戦を得意としており、純粋な腕力と耐久力は拓飛を上回る強者。寡黙で髭面の偉丈夫だが、実は二十二歳。

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黄（コウ）　龍悟（リュウゴ）……青龍派の眉目秀麗な十八歳の天才剣士。普段は穏やかで礼儀正しい性格だが、母を妖怪に殺された過去を持ち、妖怪を前にすると一切の躊躇なく無慈悲に双剣を振るう。拓飛をライバル視し、凰華に好意を持っている。

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李（リ）　慶（ケイ）……暗器術や飛刀術を得意とする青龍派の女弟子。龍悟を支え、付き従う十九歳の美女。一見すると冷たい印象を与えるが、心根は優しく知的な女性。

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柳（リュウ）　怜震（レイシン）……青龍派の第七世代筆頭。二年前の交流試合により、白虎派の蘇熊将と因縁を結んだ。

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黄（コウ）　志龍（シリュウ）……青龍派の掌門。四大皇下門派を統合し、その総帥に納まるという野望を持つ。黄龍悟の実父。

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朱（シュ）　燕児（エンジ）……朱雀派の門人。褐色の肌を持った細身の美女。朱雀派独自の不思議な軽功を得意とする。

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朱（シュ）　子雀（シジャク）……朱雀派の門人。燕児の妹弟子。

イラストhttps://kakuyomu.jp/users/tmk24/news/16817330661559816591

朱（シュ）　太鳳（タイホウ）……朱雀派の掌門。

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石（セキ）　桐仁（トウジン）……故人。凰華の父親で、昔気質な性格。若い頃は仙士をしていたほどの手練れだが、妖怪から凰華をかばい命を落とした。

凌（リョウ）　堅宗（ケンソウ）……拓飛の祖父で、清徳鎮の磁器の元締めを務める。娘の事もあり、孫である拓飛には複雑な感情を抱いているが、心の奥底では愛している。

凌（リョウ）　玲蘭（レイラン）……故人。拓飛の母親。元々身体が丈夫ではなかった事もあり、命と引き換えに拓飛を産み落とした。

孫（ソン）　小蛍（ショウケイ）……故人。子供の頃は玲蘭の小間使いで、成長してからは拓飛の世話を任されていた。とある事件で命を落とし、拓飛の運命を一変させた。拓飛の初恋の女性。

易者の老人……行く先々で拓飛を導くような言動をする謎の老人。

岳（ガク）　成虎（セイコ）……拓飛の師父。元は白虎派の門人で第六世代筆頭だった男。十年前の事件後、拓飛を預かると様々な修行を課し鍛え上げた。青龍派の現掌門・黄志龍とは浅からぬ因縁を持つ。

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