花野の日記

まる

花野みおの朝

花野みおの1日はコップ1杯の水を飲むことから始まる。この水を飲まなければ目が覚めない。水を飲み終えると、昼ごはんの弁当を作る。作ると言っても、みおは朝から料理をするのが面倒なタイプなので弁当用の冷凍食品を詰め込む。今日は大好きなささみチーズカツ、ほうれん草のごまあえ、トマト、スイートポテトだ。弁当が完成したら朝ごはんの準備に入る。茶碗に米をいっぱいによそい、冷蔵庫から納豆とヨーグルトを取り出したら、テレビをつけて今日の天気の確認をする。「今日は晴れか」そう独り言を呟いたら愛犬のムムが足元にやってくる。「あ、ムムご飯ね。ちょっと待ってね。」そう言うと、ムムはみおの足から離れ、まるで人間の子どものようにテレビの前に座り、目を丸くしながらテレビを見始めた。「ニュース面白い?」と聞くと、ご飯はまだか?と言わんばかりにこちらを見てきた。「はいはい。すぐ作りますよ〜」そう言うと素早い手つきでムムのご飯を作る。ムムにご飯をあげるとようやく自分の朝ごはんが食べられる。納豆をかき混ぜながら今日は駅まで歩いて行こうか自転車で行こうか考える。納豆をごはんの上にそ〜っとのせると、天気予報のお姉さんが今日は暖かいと言ってたことを思い出した。「よし。」駅まで歩いていくことに決めたら、納豆ご飯とヨーグルトを一気に口に掻き込む。ムムがご飯を食べ終え、眠そうにしているのを横目に食べ終わった食器を流しに置き、急いで歯磨きと洗顔をして服を着替える。メイクと髪をセットし終えると妹のまいかが起きてきた。「お姉ちゃん今日図書館?」「そうだよ」「ふーん」それだけ聞くと朝ごはんを食べに行った。スマホの画面を開くと午前7時を過ぎていた。「やばっ」家から最寄り駅まで歩いて30分。7時30分発車の電車に乗らないと間に合わない。自転車で行こうか歩いて行こうか悩むところだ。「歩いて行ったらどうせ走らなきゃいけないから今日は仕方ないけど自転車で行こう。」いつも通り自転車で行くことに決めた。

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花野の日記 まる @maru32

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