『精神』をメンテナンスしてみた。
年が明けまして、令和4年の元旦となりました(多分UPする頃には2日ですね)。
あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いいたします。
さて。
躁・大暴走後の私は、何をしていたかといいますと。
――ひたすら癒してました。自分と彼を。
仕事がらみで大阪に行きまして。その時、うちの彼も誘ったんですよ。気晴らしにどうかって。
それで私の仕事が全部終わった後に、彼の好きな串カツ屋に行って、翌日は朝から天王寺動物園に行って。本当に天気のいい日で、ぽかぽか陽気の中をのーんびり散歩して。
その時、脳がふわぁっと軽くなった感じがしたんですよ。スイッチが切り替わったというか、荒れた気持ちが凪いでいったというか。脳の血流が、いつもと違うところにもいきわたったような――感覚を言葉で説明するのは、本当に難しいんですが。
彼も、いつになくおだやかで、理性的な顔をしていたんです。私たちがまだ友達だった頃の、優しくて落ち着きのある感じ。動物園ではしゃぐ他人の子供を見てほほ笑む彼を見て、「この感じは、私にもこの人にも効果があるんだ」と思いました。
地元に戻ってから、私はこの時の感覚を意図的に得ようと試みました。
そして、成功した方法が以下の通り。
まず、外を散歩するようにしました。できれば昼間、太陽を浴びて。今は位置情報ゲームの力も借りて、毎日平均7000歩くらいは歩いていると思います。
あと、私が住む香川には栗林公園というとても広い日本庭園があるんですが、ここに週1、2回通うようにしました。東京ドーム何個分あるのか知りませんが、とにかく広い庭園です。そこを3時間くらい歩きつつ、 鴨や鯉を眺めたり、のんびり滝を見たりしています。
庭園を見ていると、動物園の時のように脳がふわぁっとして来るんです。気持ちも落ち着くし、マイナスな事を考えなくなります。あと、より深く思考ができるようになります。
仕事は椅子に座らずに、机に台を置いて立ってやったりもしてみました。元Googleで働いていた憧れのエンジニアさんが、本社でそうやって仕事していたんだそうです。
確かに集中しやすくて効果はあったんですが、いかんせん台に置けるモニタが1台だけで(うちはデュアルモニタで仕事してます)。立ったりかがんだりと不便なので、お金の余裕を見てスタンディングデスクを買おうかと思っています。
それと、節約をやめました。
双極性障害でお金の管理をしないのは結構危険なのですが、私は完璧主義者なので娯楽費と食費を全部制限しちゃってたんですよ。だけど、うちの彼は食道楽ですし、私も偏った食事で逆に肝臓値などが悪くなっていたので、外食を大いに解禁しました。家計簿をつけるのも苦痛だったので、デビッドカードや電子マネーを全部web家計簿アプリに連動させて、電子決済で記録も自動化させました。
で、一か月様子を見てみました。
まずお金。案外使ってませんでした(汗)お金が減って見えたのは、リボ払いやカードローンの返済のせいだったみたいです(最近フリーローンにおまとめ済)
クレジットカードもETCとガソリン代用の一枚を残して解約したし、これで返済におびえることは減りました。
気分は、波はあるものの二人とも安定しました。
私の方は分かりませんが、彼は本当に笑顔が増えました。腰の方も落ち着いてきて、新年から職場復帰するようです。
私はまた座って作業するスタイルに戻しましたが、作業スピードは上がったように思います。部屋の配置換えもしたので、それも気分が変わるきっかけになったかもしれません。
あとは生活習慣かなあ。私の寝つきが悪いのと、文章を書く時間が減ったので少しモヤモヤしてるんですよね。正月休みに入り、うっかりYouTube見て時間を無駄にしていることも増えたので、ちょっと生活の仕方を見直そうかと。
――書けないって、イライラするんですよね。小説書く人なら分かってもらえると思うけど。
そんなわけで、とりあえず『ふわぁっと穏やかな気分』を目指して生活を改善しております。
もーちょいこの感じを言語化できたら、同じ病気の人と気分を共有できるんですけどね。なかなかいい言葉が浮かばないのがもどかしいです。
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