拝読致しました。
『「王弟殿下を守り参らせよ!」
「将軍にばかり手柄を立てさせるな!」』
この、両軍の雰囲気を如実に表しているセリフがいいですね!
筋目正しい騎士と、荒くれた気のいい野武士の戦い、のような。
そして、女王 vs 師匠。
女王サマ、自ら剣を持ってしまうのですか!?
両手に花、なんですが、いずれも鋭い棘を持っていて、両手が凄いことになりそう……((( ;゚Д゚)))
作者からの返信
何となくアルスラーン戦記っぽい雰囲気にしたかったので、敢えてフランスは「王弟」を強調してみました(笑)
一方のエジプトは、まあマムルークからのし上がってやろうという、国盗りっぽい感じの奴らって雰囲気です^^;
このマンスーラの戦いはギリギリの状況だったんで、女王も自衛していたのでは、という私の想像です。
女王もバイバルスを「相手」にしていれば、運命が変わったかもしれませんが、史実は……。
ありがとうございました。
おお!ここは映像で見たいですね。
西洋と東洋の武器のぶつかり合い!すごくワクワクします。
作者からの返信
お星さまとレビュー、ありがとうございます。
この国の人たちからすると「誰?」となるバイバルスに目をつけたところに言及していただいて、感謝です。
学生時代、イスラム史の歴史小説を出している雑誌に公募しようと思って、渉猟している頃に「発見」したのが彼でした。
あと、歴史ゲーム(「信長の野望」の仲間です)で「チンギスハーン」というのがあって、そこに出てきていたので、これは凄い、と思ったのも、きっかけのひとつです。
そんでもって、チャンバラ!
騎士とマムルークの激突は描きたかったので、私もワクワクもんでした(笑)
現実の斬り合いは勘弁ですが、フィクションのチャンバラは大好きなので(スターウォーズのライトセーバーとか)、やりたいようにやらせてもらいました(笑)
で、ラストの方なんですが、ここから陰惨な暗殺劇が繰り広げられますので(史実)、ああいう感じにしました。
チャンバラの爽快感を殺したくなかったので……。
それでは、長きにわたりお読みいただき、レビューまでしていただいて、ありがとうございました!
ホラズム王国、悲惨な最後でしたね😅
作者からの返信
モンゴルに目をつけられたのが運の尽きでしたね。
ホラズムの方にも問題があった(モンゴルの使者を不当に扱った)みたいですが……。
ありがとうございました。
アンジュー伯シャルルとか、もう、昔好きだった名前がいっぱいで、嬉しいです。
作者からの返信
シャルル・ダンジューとか、世界史で習ったときは、シチリアでやらかさなきゃ、もっとうまくやれたのになぁと思った記憶があります。あと、フリードリヒ2世とか、本当、小説のネタ的には美味しいキャラだと思うんですけど、シャルルさんと同じく、今いち人口に膾炙しないところが難点といえば難点です(^^;
そこを反応していただいて、嬉しいです。
ありがとうございました。
シャジャル様、強!ヽ(゚∀゚)ノ
ロベールwithメイス対バイバルスwithシャムシール、燃えるなあ。
エジプト側もフランス側も、死なせるには惜しい人たちばかりなんですけどねぇ……(嘆息)
作者からの返信
シャジャルさんもたしか奴隷出身だったので、そのあたりの思い切りの良さはあるのでしょう^^;
ロベールも所を得れば強い「武人」ですが、相手は戦略戦術の天才の「武将」バイバルスなんですよね……。
エジプトもフランスも、まるで図ったように、出来た人物がそろっている戦いです。
だからこそ、後世に語り継がれているんでしょうけど……^^;
ありがとうございました。