拝読致しました。
フランス・ターン。
綺羅星の如き思慮に富んだ勇将達、という空気があって素晴らしいです。
特にシャルルさん、情報将校かよ!というキレ具合。
クラウゼビッツの戦争論に、有能かつ勤勉なヤツは情報将校に向いてる、てあったかと思いましたが、まさにはまり役でしょうか。
敵味方とも有能なこの戦の先行き、面白いです!
作者からの返信
当時のヨーロッパはフランス一強だったので、かなりのラインナップだったと思います。
イングランドとかと争ってたから、「経験」も豊富でしょうし。
シャルル・ダンジュ―はシチリアでの「やらかし」が無ければ、ホントに地中海に帝国を築けたかもしれない人なんで、そこはイケイケだったんじゃないでしょうか……という私の想像です(笑)
ありがとうございました!
編集済
こんばんは、四谷軒様。御作を読みました。
国王の死が、もうバレたー!?Σ(・□・;)
筆跡から偽書と見抜き、さらに敵を侮らないルイ9世陣営のスマートな恐ろしさに驚きました。
バイバルスさん、この重厚な陣営に、勝てと?▽? どうするのか楽しみです。面白かったです。
作者からの返信
シャジャルさんが必死でも、宮中も敵だらけだろうし、諸侯も一枚岩じゃないし……バレていたようです^^;
筆跡バレ云々は私の創作ですが、シャジャルが国王の筆跡を真似て書状を出していたのは史実です。
で、この筆跡バレという創作をしても違和感が無いフランス軍。
しかもルイ9世らのかーちゃんが女傑であり、ヨーロッパはあのアリエノール・ダキテーヌという超弩級の女性がいたから、エジプトのシャジャルを侮ることはない、と……^^;
バイバルスさん、こんな無理ゲー(笑)に果たしてどこまでやれるのか。
お楽しみいただければ幸いです。
ありがとうございました。
シャルルは若く未熟かと思いきや諜報力にも優れていたなんて、なかなか老獪ですね!
この時代、あまり女性が活躍したイメージは無かったのですが、いろんな女傑がいたんだなあ、と改めて思いました。
作者からの返信
シャルル・ダンジュ―って、「シチリアの晩鐘」という事件がなければ、シチリア王から地中海を制覇できたかもしれない男なのです。でもシチリア支配が貴作の「帝国」のような感じだったらしくて、やっぱ無理か……というところもあります。
いずれにしろ、油断ならない末っ子なんです^^;
イスラム世界では、この時代でも女性はあんまり……です。シャジャルが特例なんです。ゼノビアは想像上の人物だから、そこはご容赦というところで。
でもヨーロッパとなると、この聖王ルイ9世のかーちゃんとか、意外といろいろいます。
それにしても、このかーちゃん、事実上フランスを治めているという恐ろしさ(笑)。
ありがとうございました。
何ていうか、歴史に関する知識が深いですよね
作者からの返信
恐縮です。
大体がwikipediaです(笑)
書きながらwikipediaを眺め、眺めてはまた書くというスタイルです^^;
また、お星さまとレビューコメント、まことにありがとうございます。
歴史ものでも、結構マイナーなところなので、オススメしてもらえると、非常に嬉しいです。
ありがとうございました。
編集済
こういう大胆な発想はどこをどう押せば出て来られるのか……。以前に仰っていたご尊父や叔父さまの影響でしょうか。羨ましい限りです。
卑弥呼、北条政子、西太合……政治好きな女性に加わるのでしょうか。
作者からの返信
いや何となくwikipediaを眺めていると、出てくるものです(^^;
あと、この第七回十字軍は、かつてとある公募に出そうと企んでいた頃がありまして、その時のモノを流用したのです。その雑誌はリチャード獅子心王とサラディンとの戦いを描いた小説を載せていたので、二匹目の泥鰌を、と思ったのです(笑)
シャジャルさんは、女王としての素質は充分だったのですが、惜しむらくはこの時代では「女王」の前例が無いので、そこら辺が苦しい展開を呼びます。そのあたり、あまり詳しくすると微妙なので、思い悩んでおります。
ありがとうございました。
シャジャル様、頑張っていたのにこうもすぐ露見してしまうとは……。いや相手方の情報網の広さと優秀さが優ってしまったのですね。
どちらも陣営も応援したくなります。
作者からの返信
実際、バレていたみたいです(笑)
でも、「王様がいる」という設定で動いた方が楽だし得だ、という周囲のおかげで、エジプトは運営されていたみたいですけど^^;
フランスはフランスで、偉大なる母ちゃんの下で育った王と王弟たちなんで、思案のしどころですね^^;
ありがとうございました。