人物紹介、用語
人物紹介、用語
アポイントメント……日時・場所を決めて約束や予約すること。または異世界の役割を指名または任命されること
兼業…………この世界で異世界の役割を持つこと
役割…………異世界の職や地位・立場。クラス・モンスター等の種族
バトル…………魔王軍と冒険者軍の役割を持った二人ないし数人が戦うこと
小規模戦…………両軍が役割持ちを集め、軍を組織して戦う大規模バトル
大決戦…………両軍が大勢の役割持ちを集め、軍を組織して戦う大規模バトル
●人間側(冒険者軍)
・光の勇者:「001.こんにちは、魔王です」
『何人も居る勇者の中でも最強と謳われた勇者』
能力:良い悪い関係無しにやたらとクジが当たったり何でも指名されてしまう。ただし、大きな金銭等が絡むものには関係ないらしい。
立場:三十代女性。パートで働く主婦。幼稚園年少(三歳)の子供がいる。
性格:朗らかで少し押しの強い気遣い屋
交友:魔王と仲が良い
幼稚園役員は免れたが今年は勇者協議会役員で忙しい。
結婚前は会社の営業としてバリバリ働いていた。
・大神官:「002.大神官だけど、スライムになりたい」
『神の代弁者』
能力:神の声を聞くことができる※だが、神があまりにざっくばらんとしているのでその発言を公言することは少ない。
交流:スライムくん、アイアンアント君、オークさん他
普通の小学五年生男子。
・大賢者:「003. 賢者さんは、正直、大賢者さんの全通に頭を抱えてる」
能力:『兼業』を見つける力を持つ
立場:純喫茶のバイト
交流:賢者に雇われていてボスと呼んでそれなりに慕っている。見つけた『兼業』とメッセージアプリで繋がっていて、『兼業』グループを作って連絡を取っている。
推しを追って全国を回るついでに『兼業』を見つけている。
・皇帝:「006. 王様は今日もまた祈られた」
能力:どこかの皇国の皇帝
立場:中学生女子(受験生)
交流:王様や皇妃の住む隣町の塾に通っている。塾の帰りにたまに皇妃の家に寄り、王様に遊んでもらっている。
・皇妃:「006. 王様は今日もまた祈られた」
能力:どこかの皇国の妃
立場:パートで働く主婦
交流:王様の母で武器商人の夫を持つ。たまに遊びに来る皇帝を可愛がっている(家族ぐるみで交流)。
役割持ちではなく家族にもいないママ友に「皇妃」としてたまにイジられるのがストレス。
・王様:「006. 王様は今日もまた祈られた」
能力:どこかの国の王様
立場:就活中の大学生男子
交流:母親が皇妃、父親が武器商人。隣町に住む皇帝がたまに遊びに来る。
・賢者:「003. 賢者さんは、正直、大賢者さんの全通に頭を抱えてる」
能力: ?
立場:純喫茶のマスター
交流:大賢者の雇い主、喫茶店のマスター(客?:中尉・商人・ライラプス他)
幼稚園児にマスターではなくオッサンと呼ばれるのが納得いかない四十代。
・中尉:「003. 賢者さんは、正直、大賢者さんの全通に頭を抱えてる」
能力: (大尉と少尉の板挟み)
立場:賢者の純喫茶近くに住む幼稚園児
交流:賢者と大賢者
よく大賢者に遊んでもらって懐いている。
・商人:「003. 賢者さんは、正直、大賢者さんの全通に頭を抱えてる」
能力: ?
立場:賢者の純喫茶近くに住む幼稚園児
交流:賢者と大賢者
よく大賢者に遊んでもらって懐いている。
・歌姫:「004. ミミックさんに噛みつきたい!」
能力:バフデバフの能力のある歌を歌う。
立場:七十をだいぶ過ぎた女性。若い頃はバンドなどもやっていたが、音楽教師として就職。娘と二世帯で暮らしていて孫も居るため普段は『おばあちゃん』。ミミックの店では音楽が好きな自分としていられるのが良い息抜きになっている。
交流:ミミック
年齢関係なくただの音楽が好きな仲間として扱ってくれるミミックに安らぎを感じる反面、変わった男性とも感じていて同世代にはモテないだろうなと残念に思っている。
●魔物側
・西新宿の魔王:「001.こんにちは、魔王です」
『魔王軍の王』
能力:???
立場:二十代女性。西新宿の会社に勤める新卒社会人。ひとり暮らし。
性格:真面目で繊細な少し堅物女子
交流:光の勇者と仲が良く、賢者とは以前からの知り合い。二人含む一部の『兼業』とはメッセージアプリで連絡を取っているが、その他とはメールで連絡を取る。メールの文章が硬い。
十連勤や休日出勤が頻発するブラック疑惑のある会社で頑張っている。
・メイジ:「006. 王様は今日もまた祈られた」
能力:魔王軍の魔法使い
立場:塾の臨時講師(バイト大学生)
交流:皇帝の通う塾の臨時講師。
親しみやすくイジってるつもりで絡んだ皇帝に嫌われている。
・アイアンアント君:「002.大神官だけど、スライムになりたい」
『鋼の顎を持つ砂漠の暗殺者』
※イメージ:キバハリアリ
能力:全体を見渡し情報を整理する高い処理能力と軍隊を指揮する力
立場:小学五年生男子。大神官くんのクラスメイト
性格:活発でひょうきん、お調子者。
元々団体戦のゲームなどが上手。
・オークさん:「002.大神官だけど、スライムになりたい」
能力:?
小学五年生女子。大神官くんのクラスメイト。
・スライムくん:「002.大神官だけど、スライムになりたい」
『最弱の魔物』
能力:なし
立場:茶髪の男子高校生。不良ではないが優等生でもない。
性格:弟妹がいて意外と面倒見が良い。
交流:大神官くん、他
大神官くんの憧れのお兄さん。
ドロドロのスライムではなく最弱のモンスターの方で良かったと思っている。
・ライラプス:「003. 賢者さんは、正直、大賢者さんの全通に頭を抱えてる」
能力: 狙った獲物は決して逃がさない。ただし、倒せるかは別。
立場:賢者の純喫茶近くに住む幼稚園児
交流:賢者と大賢者
よく大賢者に遊んでもらって懐いている。
・ミミック:「004. ミミックさんに噛みつきたい!」
『欲望の死の罠』
能力: 宝箱に擬態して不意打ちで強力な一撃を喰らわす。強い。
立場:都会の下町でレコード兼ドーナツショップを営むアラサーの男性イズミさん。
交流:グリーンドラゴン、歌姫、他
マイペースな青年。およそ商売人向きではないが、それ以上に雇用されるのに向いていないため、学生時代からコツコツとお金を貯めて今の店を開業した。店はあまり客が入ってはいないが頼まれた音楽を探して納品したり音楽機材の手配をする仕事もしている。
お隣で働くグリーンドラゴンさんを若いのに凄いなあと思っている。
・グリーンドラゴン:「004. ミミックさんに噛みつきたい!」
能力:緑に擬態でき鋭い爪と牙を持ち、鋼も切り裂き食い千切る。翼は持たない。
立場:花屋の店員。若いが大学四年間バイトを経てから就職したので長く務め、真面目なので店長の信頼も厚い。
交流:大賢者、グリーンドラゴン
余計なことはあまり考えず平穏な生活を送りながら長く隣のミミックさんの存在が気になっていて、最近は友人としてたまにお店に寄ったり交流が始まった。平日の午前中はお客が少なすぎて大丈夫なのか、とこっそり心配している。
ライブで出会った大賢者とは友人として交流を続けている。
アポイントメント!~勇者と魔王とスライムと……兼業なので連絡ください~ 萩 @ni_3
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