あさのゆきみち てつなぐふたり…。
宇佐美真里
あさのゆきみち てつなぐふたり…。
けがれなく しろくつもった そうちょうのゆき
よごれゆくかは きみしだい
くつをはく ぜんじんみとう あしあとつけて
きみにゆっくり ちかづいて
きみの てをふる すがたが みえて
とびつく わたし こまるきみ
てをつなぎ あるくゆきみち こぼれるえがお
たえまなく たつ しろいいき
きみと てつなぎ ならんで あるく
おもい あふれて ゆびつたう
こうもんの すこしてまえで こえかける とも
きみは しずかに てをはなす
ベルを ききつつ めぐらす おもい
きみと てつなぐ かえりみち
-了-
あさのゆきみち てつなぐふたり…。 宇佐美真里 @ottoleaf
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます