2話 全員集合!

「レンちゃんお帰り~~!!」


二つのメロンが俺に向かって飛んできた。


「暑苦しいから離れろよ。」


「い~や~だ~。お姉ちゃんは、レンちゃん成分を補給し終わるまで離れません!!」


レンちゃん成分ってなんだよ?

そう言って俺に抱き着いているのは、きれいな金髪をポニーテールに結んで俺のことをレンと呼んでいるのは、この傭兵団の槍使いのリンネ。

コードネームZweiツヴァイこの傭兵団に入るまでは、どっかの国の騎士団長まで上り詰めたのに、【レンちゃんが傭兵団に入るならお姉ちゃんも入るー!!】とか言って、本当に騎士団長の職務をやめてこの傭兵団に入った。さすがの俺でもびっくりしたよ、、 あ、ちなみに自分のことをお姉ちゃんと言っているが俺とリンネは兄弟ってわけではない。


「当たっているから離れろ。」


「あててんのよ♡」


えっ、、確信犯!?

分かっているのに当ているのか、新手の俺に対するいじめかな?


「ぶっハハハハハハハハ!!

 相変わらず仲良しだなwwww。」


「うるせぇよ。剣術バカ。」


俺の状況に対して大笑いしたのは、赤い髪をしてツンツンヘアスタイルをしているのは、うちの傭兵団の剣士のサイガだ。コードネームEinsアインス

こいつとは幼馴染で、戦うのが好きでいろんな剣術を習得している。このことがあって巷ではこいつのことを【剣王】なんて呼ぶ人もいる。ちなみに、【ちょっくらこの大陸の端の景色を見てくるわ!!】などのセリフをほざいたのはこいつだ。


「もぅ、大声笑わないでよ。

 あなたのバカが移るじゃない。」


「んだとぅ!!」


耳に手を当てて言ったのは、とんがり帽子をかぶって、いかにも魔法使いのローブを着ているのは、うちの傭兵団の魔法使いのポーラだ。コードネームVierフィーア

この子は見た目通りの魔法使いで全属性魔法の適性がある。特に火属性の魔法適性が高く、戦闘の際は、火属性の魔法を多用していることから【紅蓮の魔女】なんて通り名があるくらいだ。ちなみに【今ちょっと新しい魔法ができそうだから後にして!!】なんて言ったのも、こいつだ!


「あぅ、みんな仲良く、、、」


と、消えそうな声で喋ったのは、ピンク色の髪をしてショートカットヘアにしているこの子は、うちの傭兵団のスイだ。コードネームはFunfフュンフ

鍛冶師と錬金術師の2つの適性職を持っている子だ。うちのメンバーの武器のメンテナンスやポーションなどと言ったアイテムを作っている。あとうちの団にとっての唯一の癒しだ『レインがそう思っているだけ』


「無駄なことをやってないで本題に入りましょう。」


「そうですね。」


前者の発言をしたのは、シルバーブロンドの髪をして耳が尖っているは、傭兵団の狩人でエルフのシルビアだ。コードネームはSechsゼクス

なぜうちの団に入りたかったのは不明だか、いきなり【私をあなたの団に入れて】と無表情な顔で迫ってきたので入れた。まぁ、うちの団に弓を使える人が欲しかったからちょうどいいやと思って入れた。別に無表情が怖くって入れたとかじゃないからな!!

あと【あなた達と私では、時間の流れが違うから急に集まれって言われても無理。】なんて発言をしたのはこいつだ!!


そして後者の発言をしたのは、プラチナブロンド肩らへんまで伸ばして、修道院の服を着ているのは、うちの団の回復役で【聖女】の称号を持っているセラだ。

コードネームはDreiドライ

なんで聖女の称号を持っている奴が傭兵団にいるかと言われても俺にもよくわからない。理由を聞いても【聖女があきたので】と言われる。


「レイン君、今回の議題は何なのかね」


と聞いてくるのは、うちのメンバー中の守りてでもあるダリアだ。

彼は聖騎士という職で、戦闘ではタンク役だ。

コードネームはSiebenズィーベン

強面の顔であるが根はとても優しい人だ。大盾を用いてどんな攻撃を防ぐことができると言っていた。しかし、本人も言っていたが攻撃が苦手とか言ってた。


あ、紹介が遅れた。俺はこの【幻想の亡霊】なんて名前の傭兵団の団長をやらされているサポーターのレインです。コードネームはAchtアハト

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勇者パーティーをクビになったサポーター、裏では最強と噂されている傭兵団の団長 shout @syout

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