第4話
チュンチュン。
「ん……あぁ……」
鳥の囀りが聞こえゆっくり起き上がる。
大きく腕を伸ばしながら時計を見るともうお昼時の10時。
結構寝たなぁ。それに、結構居るなぁ。
正直これは日常茶飯事。
この街は本当に勇者共の治安が悪い。
だから、寝込みを襲われるなんて事が多々あるんだよね。
「くそ……いいタイミングで起きやがって!」
「でも、こいつを倒したら貰える経験値の量はすごいだろ」
「なんてったって、最強と呼ばれてる勇者だからな」
そんな褒めるなよ〜。照れるわ〜。
ざっと見る限り2つのパーティが組んでるようで10人はいる。
だから、だいたい1人1秒かな?
「お前らいけえ!」
1人の合図で我先にとまだなんの支度もしてない俺に向かってくる。
やん。変態!
スローライフを求めてるチート勇者の1日 佐久山 @Sakuyama
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。スローライフを求めてるチート勇者の1日の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます