第3話

朝の5時。散歩が終わって家に戻る。

軽く運動もしたからめちゃくちゃお腹が空いた。

実家暮らしなら朝ご飯とか何もしなくても出てくるのだが、生憎両親は既に他界していて俺は一人暮らし。


「よーし。軽く何か作るか」


ちなみに料理はかなり得意。

俺の料理は食べると必ずリバースするからダイエットにもってこい。

この凄さを世間に広めれば女子ウケ間違いなしだと思うが広める方法がわからない。


それはさておき、パッパと今日はチャーハンを作りました。

テーブルにスプーンとお皿を並べて。チャーハンを盛り付けて。


それでは。


「いただきます。オロロロロ」


やっぱり今日も吐いちまう。

味は悪くないと思うけど、俺の胃がこのチャーハンの消化を拒否している。甘くて美味しいのに。


「ごちそうさまでした」


せっせと食器や吐物を片付け、気づいたら6時。


よーし。寝るか。

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