第435話 レベル差

(ステータス)


部屋に俺とソフィだけになって少し暇になったのもあって、ステータスを開いた。

どれくらいステータスは上がったかな?




【名前】 ゼロス・アドルフォ

【種族】  雷獣魔精人王 

【年齢】  13  

【レベル】 56  (18UP)


【HP】   11867/11867 (2980UP)

【MP】   11867/11867 (2980UP)


【攻撃】  5892  (1480UP)

【防御】  3936  (897UP)

【敏捷】  6887  (1603UP)

【魔攻】  5892  (1480UP)

【魔防】  3936  (897UP)

【知力】  3953  (949UP)


【スキル】

・算術Lv.6・礼儀作法Lv.3・騎乗Lv.1

・解体Lv.3・投擲Lv.3・隠密Lv.9・忍び足Lv.6

・夜目Lv.9・殺気Lv.7・挑発Lv.5

・火魔法Lv.6・風魔法Lv.5・水魔法Lv.4

・土魔法Lv.2・回復魔法Lv.MAX(1UP)

・詠唱省略Lv.5・無詠唱Lv.5・火耐性Lv.5

・風耐性Lv.4・水耐性Lv.8(4UP)・土耐性Lv.4

・氷耐性Lv.8・打撃強耐性Lv.3(2UP)

・斬撃耐性Lv.7(1UP)・刺突耐性Lv.4(New)

・爆発耐性Lv.3(New)


【ユニークスキル】

・危機高速感知Lv.7(1UP)・剣法Lv.7(1UP)

・武法Lv.6(1UP)

・読心法Lv.3・氷魔法Lv.5(1UP)・光魔法Lv.3

・精霊使いLv.6(2UP)・精霊化Lv.5

・悪魔魔法Lv.5(2UP)・悪魔化Lv.7(1UP)

・獣化Lv.9(1UP)・雷電魔法Lv.7(1UP)

・魔力高速操作Lv.5(2UP)

・魔力高速感知Lv.4(1UP)・雷吸引Lv.3(1UP)

・雷詠唱無効Lv.4(1UP)・完全偽装Lv.2

・エンチャント・ダブルエンチャント

・トリプルエンチャント

・クアドラプルエンチャント

・ハーフエンチャント・魔力斬りLv.4(1UP)

・雷縮Lv.6(1UP)・多重思考Lv.6(1UP)


【エクストラスキル】

・【称号】収集・神速反射Lv.4(1UP)・神雷Lv.2



【選択称号】(55/55)

・転生者

・早熟

・晩熟

・獣鎧

・元神童

・下剋上

・二刀流

・避雷針

・九死一生

・一騎当千

・百戦錬磨

・前代未聞

・霹靂神

・霹靂閃電

・電光石火

・疾風迅雷

・紫電清霜

・電光雷光

・翠色冷光

・紫電一閃

・雷轟雷撃

・雷霆万鈞

・雷騰雲奔

・電光雷轟

・魑魅魍魎

・妖怪変化

・俯瞰の目

・海の漢

・希少魔法使用者

・複合魔法

・合体魔法

・最上位精霊使い

・精霊に愛されている者

・精霊をその身に宿す者

・精霊を2人その身に宿す者

・獣と人間の狭間

・憑かれた者

・半悪魔

・三属の王使い

・王の支配者

・勇者の超越者

・真なる勇者

・救済者

・シスコン

・シスコンを超えし者

・魔族キラー

・ドラゴンスレイヤー

・魔王に目をつけられた者[ロック(呪)]

・魔王の伴侶(仮)[ロック(呪)]

・雷の種族

・新たなる種族

・複数の種族を併せ持つ者

・神スキル取得者

・神スキル複数取得者

・天使


【除外称号】

・ゴブリンキラー・ウルフキラー・虫の天敵

・オークの天敵・以心伝心・不眠不休

・三度目の正直・死亡フラグ一級建築士・縦横無尽

・一撃必殺・へたれ・釣り職人・ヌシ釣り

・不撓不屈(New)・深層に到達した者(New)

・海王の討伐者(New)

・最高位魔物の討伐者(New)



「凄いな…」


俺はステータスを見てそう呟いた。レベルもスキルレベルもかなり上がっている。それほどあの戦いでの経験値が多かったのだろう。



「…刺突耐性と爆発耐性」


この耐性を取得できたのは嬉しいが、取得した時を思い出して、全身に寒気が走った。

刺突耐性は噛まれた時、爆発耐性は爆破に巻き込まれた時に取得したものだろう。あれはかなり痛かったからな…。


「やっぱり称号も増えたな…」


称号も新しく4つ増えた。だが、俺は新しい称号の効果を確認するのはやめた。



「もう入れ替える称号がない…」


俺の経験的に四字熟語の称号は良い効果があることが多いが、今セットしてあるやつはどれも強く、外す気にはなれない。


「…1週間以内にあの神のところに行かないとな」


こんなに急に称号が増えるのならここに来る前に神を尋ねればよかった。


「まあ、尋ねたところでセットできる称号が増えるとは限らないけど」


とはいえ、元々この【称号】収集を取得させたのはあの神だ。ならこのスキルのアフターケアはするべきだろう。このスキルを最大限活用するための協力くらいはしてほしい。

ベクアが帰ってきたら、教会が近くにあるか聞いてみよう。



「あ、ソフィってどのくらいレベルが上がったの?」


俺は唐突に部屋にいるソフィに質問をした。大人のリヴァイアサンを1人で倒し、子供リヴァイアサンにもかなりのダメージを与えた俺と、4人で協力して大人リヴァイアサンを倒したソフィでどのくらいの違いがあるのか気になったのだ。



「私は35レベル上がりました」


「…え?ちなみに今何レベル?」


「96レベルですね」


「……」


ソフィの答えを聞いて固まってしまった。1人で倒した俺よりも倍近くレベルが上がっている。しかも、61レベルからだ。

ソフィのレベルはリヴァイアサンを倒した後の俺よりもレベルが高い。進化の代償で経験値が入らなかったのを考えてもかなり高い。


「…もうすぐ進化できるね」


「そうですね」


ソフィはもう少しで2回目の進化ができるようになりそうだ。俺は進化するためには大人リヴァイアサンを何十体倒せばいいんだ?もしかして…俺はレベルアップのために混ざった種族分の経験値が必要なのか?これはあの神に聞くことが増えたな。


「次は何の種族に進化できるのでしょうね?」


「強いのがあるといいね」


ソフィの今の種族は魔人だ。魔人は魔物に近い人間という種族だ。ちなみに、魔族は人間に近い魔物という種類だ。



「ソフィのことだから変な種族が候補にあるだろうね」


「恐らくそうでしょうけど、それをお兄ちゃんには言われたくないですね」


「そうだね」


俺の種族は【雷人】【雷人王】【精人】【雷精人】【精人王】【雷人獣】【魔人】【雷魔人】の系8つを混ぜた神が新たに作り出した種族だ。俺ほど奇妙な種族な者は他に居ないだろう。



「でも、ソフィでそれだけレベルが上がったってことはシャナやエリーラも同じくらいかそれ以上上がっているだろうね」


「…そうですね」


恐らく、リヴァイアサンと戦う前はソフィよりもシャナやエリーラの方がレベルが低かっただろう。レベルは低い時の方が上がりやすいので、シャナとエリーラはソフィよりも上がっていると思われる。

もちろん、リヴァイアサンとの戦い方によってはソフィよりも経験値が入らず、レベルもそこまで上がってないことも有り得るだろうけど。



「これは油断できないね」


「……」


模擬戦はやはり油断できないだろう。やはり、勝つためにも称号のセットを増やすのは必須だろう。


ベクアが帰って来た時に教会の場所を聞いた。近くは無いが、遠くではない場所にあるらしい。ウカクに竜車を出してもらい、明後日に馬車で教会に行くことが決まった。

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