心の底

どこまでも深く暗い世界へと沈んでいく。

怖くて寂しくてとても孤独で終わりが無い。


坂口安吾の「堕落論」を知って僕は底がある事に気づかされた。

人間の絶望には終わりがあるのだ。

今は底が暗くて見えない。

そんな世界が目の前にある。

だから不安なんだ。


「いつ終わるのだ?」

「どうしたら終わるのだ?」


と苦しみ足掻いて体が底へ底へと落ちていく。

そして体の力が抜けていくのだ。


底には何があるのだろう?

生き物はいるのか?

そこで何を考えているのだろう?

色々な事を想像して考える。


光が消えた暗く黒い所に希望はあるのだろうか?

僕は考える。

命が続く限り苦しんでいる。

それは永遠なのか?

そう問いかけている。

ずっとずっとだ。


それでも底から這いあがろうという気になったら僕はどうするのだろう?


答えは自分が決める。

心も体も自由になって自分で決めて良いのだ。

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君は、もう分かっている こわき すすむ @kowaki

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