こんばんは。こわきです。
本日の日記になります。
夕方に書店に寄っていくつか小説を読んでいました。
すると、やはり小説の技術は納得させる力が大きいなと思いました。勉強になる所が多いです。
たとえば、今ぼくが読んでいる作品、『一瞬を生きる君を、僕は永遠に忘れない。』からのある場面では
「―― 身体を伸ばしている彼女を横目に、僕はしみじみと先ほどの星空を思い返していた。」
という一文があります。
これは主人公の僕が友達と呼ぶ彼女とプラネタリウムを見た話です。
ぼくだったらこの文はこう書くと思います。
「―― 僕は腕を大きく上げて伸びをする彼女を見るけれど、頭の中ではさっきのプラネタリウムを思い浮かべていた。」
全然違いますよね。
全く主人公の見方が変わってくるんです。
だから小説という文章表現の奥深さを感じました。
やはり、文章技術を知るというのは無駄にならないと思います。
身に着けるかはともかく、知ることは大事だと思いました。
そんなことを思った日でした。
読んでくれてありがとうございます。
では。