アト王だけではなく、少なくとも同じ席に座っている全員が、ボルアロフ、ドーリクの二人に、会いたいけど会えないという悲しさを、必死にこらえている。
これって想像を絶するような感覚なのでしょうね。
王は大人になり、誰かを犠牲にするような戦いをラティオが選んだこと、それを自分には言わずに実戦に移したことを、責めませんでした。
呑み込むことも、受け入れることも出来ないけれど、これはこれで仕方がなかったんだろうな…
そんな理不尽を受け入れなければいけないのが大人で。
うーん、切ないですね。
素敵なシーンだと思いました。
作者からの返信
敗戦の酒場をやったので、おなじみの酒場にはなっちゃうのですが、勝利の酒場を描いてみました。
ここの個々の心情と言うのは、なんとも言えないですよねー。なんとも言えないのを、どう表現すればいんだろーって。なんとも私も思いつかないので、なんとか雰囲気出てれば幸いです!
うん、大人に、王になりましたね。アトボロス。
悲しみを流せるようになった。
麦酒を王から賜って、ボルアレフも嬉しいだろうな。
ある意味グールよりやっかいだった騎士団も頭がいなきゃ、
怖いのは怖いだろうけど、約半数以下には数も減ったはず。
それとラティオ、一応剣の腕はないわけじゃないんだから、
馬鞭ではなく普通に剣は持とうよ。
咄嗟の時困ってたでしょ。
誤字報告
ここ最近で鉄の棒を=ここ最近、鉄の棒を
作者からの返信
誤字報告、ありがとうございます。助かります!
次の316話で、ラティオ編を終わろうと思います。
いやー、ラティオVSメドン、思ったよりかかっちゃいました!
(笑)
んで、ラティオが馬鞭持つ流れになっちゃいましたね。んー、どうするのか・・・
この作品、ほーんと書いてみないとわからない事が多くて、私もよくわかっていません。苦笑。
1人泣き声をあげずにスープを飲んでいたアト。
あれから何年も経っていないのに。
状況が彼を子どもでいさせない。
ツラいけど、立ち止まらずに死んだ彼らに報いる。
飲みたくなりました。
作者からの返信
「飲みたくなりました」を、お褒めの言葉として、うれしくちょうだいいたします!