応援コメント

第8話 農夫の母屋」への応援コメント

  • 「敷物に落ちるしずくで、自分が泣いていると知った。かまどで燃える弓をのぞきこみながら、ぼくは泣いていた。」

    「あの山猫、殺すことはなかった。明日、埋めてやろう。」

    気持ちが少し落ち着くと、これまで遭遇した色々な出来事に目が行くようになり、悲しみとやっと直面出来た、という感じでしょうか。

    何度も何度も襲い来る感情だと思うのですが、大変苦しくて切ないでしょうね。

    ヤニスおじいさんは、いい方ですね。

    冬への大切な備蓄である「干し肉の入った麦粥」をくれて、温かい場所で寝かせてくれて…………

    アトボロスにとっては、この温かさは救いだったでしょうね。

    読者も一緒に泣いてしまいそうになりました。

    作者からの返信

    これー、必要なんじゃないかなーと思って書いた回でした。

    そう、怒濤があって、ちょっと休憩があって、ふっと気が抜けて。
    「悲しみに直面」という単語は、ぎゅっとまとめると、その通りです(笑)

    知人からは「弓までなくなったー!思い出の品やーん!ボケー!」って怒られました(笑)

  • 唯一の得意な武器が思い出と
    ともに失くなってしまった、、、

    作者からの返信

    またどこかで仕入れないといけないのですが、今回の主人公は「弓」で行きたいなと。
    十五歳の少年が、ここまで、まったく泣かないというのも変なので、この回はメソメソ回でしたー。