母なる存在。人と宇宙は唯一の共同生命体。

ハチナワから来ました。作者さんの詩には子供に語りかける母親の愛を感じました。勝手な解釈ではありますが、ハチナワは僕が初めて生まれた時に授かった名だと思います。この世に散りばめられた子供達の遠い昔の名前の羅列を綴った母親からの子守り詩だと感じます。ここに辿り着いた皆様は普段、日常的に使われる文字や言葉には命が宿っていると感じているのではないでしょうか?仮に、遺伝と転生が同義的現象だとした場合、世界中の様々な言葉がキーワードとなり太古の記憶が断片的に蘇る可能性があると思います。長々と根拠もない持論を唱えて申し訳ありません。一言でまとめると、素晴らしい作品です。