第3作品ー女の子は喜怒哀楽を知らない【残酷な描写あり】

これは作者が実際に見た夢である


ー ー ー

ふと気づくと私は灰色一色の部屋の中に居た

その部屋から分かることはとても重く分厚そうな壁であること恐らく地下である事、それくらいである

そんな部屋には何故こんな所にと誰もが思うほど邪魔そうな柱が部屋の真ん中に立っていたそこにはこの世界でただ1つだけ灰色ではない、絵の具を垂らしたかのような異質極まりない女の子がいた

女の子は柱に荒縄で縛り付けられていた


その女の子を見て私は全てを思い出した

先程この女の子に薬を盛った事

それを女の子は一切嫌がらなかった事

その薬は一時的に歯茎をダメにし歯がとても抜けやすくなること

そして手にはペンチを持っている事


何故か分からないが私はこの後にしなければならない事を分かっていた

ペンチをそっと女の子の歯に添える

決して逃がすまいと決意すればする程手は震え歯を捉えられない

そして何とか1本又1本と抜き続け遂には全ての歯を抜き終わった

そして女の子を縛る荒縄を解き猿轡を外した

それでも女の子は笑っていた

私は我慢の限界だった絶叫した

何故お前は怒れないんだ悲しめないんだ痛がることも出来ないんだ


答えは無く唯、笑い声と叫び声が木霊した


ー ー ー

この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません

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