第2作品ー姫は何を求めて…

とあるお姫様がいました


お姫様の世界では神様が実在しお姫様達を見守ってくれていると常日頃囁かれていました


その姫は今日遂に王様に会いに行くのです


早く王様に会いたくて着替えを済ませるとすぐさま会いに行きました


王様がさぁこちらへと手招きをしています


お姫様は今まで隠してきた邪神の力を解き放ち王やその周りの護衛、母親までを殺しました


その力を世界中へと解き放ち世界はお姫様…いえ、殺人姫の眷属で溢れました


それから数年後世界は生き地獄へと化し悪魔や殺人姫の下僕のアンデッドで溢れかえりました


そして世界中の眷属を生贄に神々の住む世界への門を開き四柱の神と邪神を滅ぼし世界神へとなりました


そのあと全ての平行世界を対消滅させ新たな世界を創造していき遂に完成した世界…


そこは神が死に大地も空も血色に染る世界でした


新たな世界は貨幣という概念がなくなり、全ては血と物の物々交換で成り立つ世界でした


ー ー ー


そこにはとあるお姫様がいました


お姫様はベットで目覚め窓へと目を向けるとそこは平和で新たな世界秩序によって保たれていた


そんな世界を見てお姫様は自分の内に宿るナニかも知らない邪悪な力が目覚めるのをまだかまだかと待ち望むのでした


その世界を見守る神は存在しないと言う事も知らずに

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