第10話 まだらの使者

よ~く自分の皮膚をみてみよう。

1つ1つ区切ってある皮膚が見えないか。

この無数の集合体が我々だ。

それが動いている。

そして、生死の繰り返しを行っている。

目に見えない細胞が。


人として生きてきて、競争にさらされて優劣を付けられる。

栄光の頂点と闇深い底。

まだらの細胞は、時間に関係なく生死を繰り返している。

まだら自体は、なんの意思もない。

でも、このように物事を考えるのも、まだらの集合体である。


まだらの自分に、この世の中で発揮するスイッチが見つけ切れていないんだ。



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マーブル パパシモン @papashimon

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