第23話 憲兵から津田塾大学を守った勇気…の事実

 キリスト教系学校を目の敵にして潰そうてやって来た憲兵と対峙して学園を守る話は、全国各地にあり、はてはアニメの題材にも使われています。

 名門津田塾大学にも同様な話がありますが、実際は憲兵ではありませんでした。

 海軍の予備仕官で、暗号解読等の通信諜報関係部隊所属で、より広い所への移転先の候補の一つが、津田塾大学であり、その見聞にきたものでした。情報戦の必要性が高まり、拡大する一方の部隊に本部が手狭になったため、移転先を探していたもので、津田塾大学を潰すというものではありませんでした。

 津田塾大学側の勇気と機知で守ったという認識に対して、相手側の認識は、

「狂ったように叫びまわるおばさん」がいたというもので、彼女を喜ばせようと、

「男性用トイレが少ないのは困ったことですね。」

と言ったと言うものでした。そのことも含めて報告書がだされ、幾つかの候補を検討して、津田塾大学はそこから落ち、別の場所に移転先されました。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

訴訟屋エジソン、銭ゲバライト兄弟 確門潜竜 @anjyutiti

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ