くたびれた異世界行商人の三十路と幼い彼女

作者 沖田ねてる

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★★★ Excellent!!!

 主人公のモノローグに、疲れているときに子どもの相手をする辛さがにじみ出ています。それでも舌打ちしたりせず、手を引いて歩く。きっと、根っこでは優しい人なんでしょうね。一方のヒロインは辛い過去を背負っているからこそ、主人公が心の奥に秘めた善意を感じ取ったのかもしれません。

 素敵なお話をありがとうございました。

★★★ Excellent!!!

三十路にもなれば仕事に慣れてくる。
心を揺らさないことに慣れてくる。
生きることに、慣れてくる。
それはあらゆる『世界』を行き来する
異世界行商人の彼も当てはまるようだ。

主人公のランバージャックは、上手な
生活の受け入れ方を心得たくたびれた
三十路の独り身。人との関わりなどは
煩わしいのカテゴリに分類し、気まま
を愛する彼が冷めた口調で感情を露わ
にしたのは、幼女、ミヨとの出会いが
きっかけだった。

幼女相手に情け容赦ない主人公の行動
がエゲツねぇぇぇのですがそれ以上に
説明不要の魔法道具や技を違和感なく
さらっと作中に登場させられる作者様
の技量がエゲツねぇえパねぇえです。

そんな作者様の描くランバージャック、
そう彼は「それでも私を助けてくれた
人」なのです。
この一言が、彼の魅力を存分に表して
いる。なんとこれ短編?えぇ嘘ん。。
短編界に革命起きとりますわ、、、

★★★ Excellent!!!

一作短編で丸く収まっているというよりは、超長編の冒頭くらいの世界観でしたので、え、四話しかないの! と驚きました。ただ、纏まっていないというわけではなく、四話でしっかり読ませてその先を想像できるような内容に仕上がっていると思います。呪符の設定とか、こういう素朴ながらめちゃ強いのが私は好きです。

★★★ Excellent!!!

三十路おっさんと可愛い幼女、この組み合わせが好きな同士は全人類の九十パーセントを占めていると思うので、全人類の九十パーセントは早く読んでみてください。飛ぶぞヽ(゚∀。)ノ
数話読んだだけでもう面白くなりそうな予感しかしないです。大天才の作品。是非!✨✨

★★★ Excellent!!!

 この手のクールキャラは嫌われやすいのですが筆者の描写がとても上手で不思議な魅力を感じます。

 いわゆる不良が子猫を拾うとかっこよく見える現象と、心理描写そしてキャラの立たせ方が物凄く上手です。

 あと文章に無駄がなく、ストレスを感じないため頭に内容がスルスルと入っていきます。

 自分も短編作を書いたので分かりますがこれだけスマートに書いてこれだけの情報量を書ける腕は素晴らしいと素直に思いました。

 ライバルの作品にあまりこんなことは書きたくないのですが、この作品のコミカライズ見て見たいなーというのが素直な感想です。そして続きが見て見たいです。

 お互い賞に向けて頑張りましょう!

★★★ Excellent!!!

おっさんが、少女と出会う、異世界で。

これはドラマ。そう、ドラマの予感がする! 三十路というのもなかなかいい!
とおもいきや!? このおっさん、なにやら気だるい!? いや、淡々と異世界行商人として仕事をこなす。確かに仕事が出来る人なんでしょうけど⁉ 最初、およそドラマが生まれる感じはしませんでした。
でも、そうではなかった! 
ここにドラマがうまれます。いえ、正確に言えば生まれた気がします。

二人の出会いの物語は確かに完結。でも、これはこれからの物語のプロローグ。
多くの方がそれを予感しているでしょう。


秘密を抱えた少女と異世界行商人のおっさん。
世界を超え、二人があなたに届ける物語。その始まり。

さあ、皆さんも、どうですか?

★★★ Excellent!!!

主人公は異世界行商人。色んな世界や時間を巡って、顧客の欲しいものを調達し、販売する仕事です。
携帯呪文起動を使えて強いです。冷淡だけど、どこか情がある魅力的なキャラです。

ボロ布を纏った少女に出会います。ひょんなことから、主人公についてきてしまいます。
実は少女には秘密があり……。


人間ドラマとしても面白かったです。
二人はいい関係ですね。

★★★ Excellent!!!

「異世界行商人」――危険な場所でも構わずに、顧客の望むものを探し出そうとするこの職業は、どこかトレジャーハンターのよう。
それが異世界への旅ともなれば、読み手の冒険心は自ずとくすぐられます。
さらに、そこへ少女が現れて共に仕事をこなすこととなる。
この「くたびれた中年の男」と「幸薄そうな訳あり少女」二人のバディは、それぞれのキャラクターは違えども、やはり映画『レオン』などを彷彿とさせ、その時点で萌えもワクワクも感じられるでしょう。

こうした設定面でも、大きな魅力が詰まっていますが、文体や作品の展開でも楽しませてもらえます。
丁寧ながら嫌味、かつ、とぼけた語りは、大変な事態が起こっているさ中でも、ポップで楽しい味わいを醸し出していますし、物語がクルリと形を変える第3話では、切なさとともに「なるほど」と手を打つような感覚も味わえます。

この物語だけでも完結していますが、シリーズとしても楽しめそうだと期待もできる作品でした。