第8話 交錯する運命の糸 #2

第8話 続き #2


[18]-《白の国》 隠し通路 井戸 続き


〈井戸の外で助けられたアイラと近衛副隊長ウォーレスが話している。そばには白の国の女王の隠密を名乗るコウモリがいる。〉


アイラ「ここまで私達親子が生きてこられたのは、タティアナさんの御蔭なの。お願い、絶対に助けて。でも綱を握り続けるのは、手がしびれて私でもきつかったので、高齢のタティアナさんにはとても無理よ」


ウォーレス「分かった。〈コウモリに〉どうしたらいい?」


コウモリと名乗る男「手首にしっかり巻きつけるものがあれば、それを桶とくくりつけることが出来るのだが」


〈アイラが髪に手をやりスカーフを触る。〉


アイラ「あなたのくれた、このスカーフを使いましょう!」


〈桶にスカーフを入れて、そっと下に下ろす。〉


近衛副隊長ウォーレス「〈井戸の底に向かって〉タティアナさん、このスカーフで桶と手首をしっかり結んでおいて欲しい」


〈井戸の横穴から手を伸ばしスカーフを桶から取り出し、その端をまず左の手首に巻き、そして、今度は別の端を桶の綱に器用に巻きつけるタティアナ。井戸の水は横穴の少し下まである。横穴から這い出し、水につかりながら自分でも何とか桶の綱を握る。〉


アイラ「もう少しの辛抱よ。頑張って!」


近衛副隊長ウォーレス「タティアナさん、引き上げますよ」


〈コウモリとウォーレスで再び桶を引っ張る。少しずつ、上がってくるタティアナ。〉


アイラ「〈井戸を覗き込みながら〉もう少しよ、もう……」


〈何かがきしんだ音に気付き、上を見るコウモリ。使っていなかったため、綱の一部が劣化し、切れかかっている。〉


コウモリと名乗る男「まずい!」


〈ウォーレスとアイラも上を見上げ、切れかかっている綱に気付く。〉


近衛副隊長ウォーレス「危ない!」


アイラ「!!」


〈その途端、綱が切れ、タティアナは井戸に落下してしまう!ドボーンという無情な音だけが響く。〉


アイラ「いやあああ!」


〈茫然とする3人。〉



[19]ー白の国 緑の国へ行く道 国境の近く


〈サイモン王子の一行が緑の国へ向かおうとしている。それを阻もうと、新国王グレラントの国防軍の兵士達がたちはだかる。戦っている人々。催眠術にかけられた兵士はやみくもに攻撃してくる。しかし、この間まで仲間だった民衆同士の間では、催眠がかかっていない国防軍の兵士と、王子の私兵が、斬り合いが出来ずに睨み合いだけが続いている。〉


王子の私兵の民 その1「お前のことは斬れぬ」


国防軍の民 その1「どちらかが勝たねば飢えるだけだ」


王子の私兵の民 その1「王子も食料確保の手段を考えている。それに新王は黒魔術の使い手だそうだ。そんな奴が信用出来るか?」


国防軍の民 その2「確かに、仲間の何人かは催眠術をかけられたようで、さっきから様子が変だ。それに、城へ一緒に来た爺さん達の姿がどこを探しても見つからない。実は心配でたまらん」


〈そこへ突然現れ飛び掛かり容赦なく王子の私兵を切りつける新王国防軍の兵士。血に飢えたような、その狂気の姿。斬られてごろんと転がる死体。あちらこちらで奇声を上げて、がむしゃらに斬りこんでいる催眠にかけられた国防軍の一部の民達。〉


国防軍の民 その1「〈その様子を見て〉人間ひと人間ひとでなくなっている」


私兵の民 その1「頼む。心を決めてくれ!」


〈国防軍の民は腕に結ばれていた、五蛇が描かれた布をじっと見つめ、決心したように頷き、布を捨てる。他の者にも声を掛ける。〉


国防軍の民 その2「王子の側にも食料はあるそうだ。新王は、どうも、うさんくさいぞ!あの、女王様の姿を見ただろう?」


〈まわりの者も顔を見合わせ、五匹の蛇が描かれた布に手を置く。〉


国防軍の民 その2「王子側へ、つこう!〈同じく五蛇の布を捨てる〉」


〈多くの仲間が同じく五蛇の布を捨てる。その向こうで、催眠術をかけられた兵士達は機械仕掛けのように腕を振り回し、切り合いを仕掛けている。その間を縫って少しずつ、国境へ近づいていくサイモン王子の一行。〉



[20]-白の国 国境


〈サイモン王子を守るように、大勢の私兵や民衆が周りを囲んでいる。囲みの外では、王子側の私兵が少し離れた所で、魔王の手下と、催眠術をかけられた国防軍の兵士を相手に戦っている。〉


私兵のかしら「どうしますか?」


サイモン王子「〈国境の森の奥を指して〉我々の出国を阻止するため、かなり木を倒し、道をふさいだと見える。馬で駆け抜けることは難しい」


私兵の頭「何人かの民を先に行かせて、倒木をどかしますか?」


サイモン王子「時間がかかってしまうだろう。こちらが倒木の撤去に手間取っている隙に相手は攻め込んでくるはずだ」


私兵の頭「しかし、全員を倒してから進むことも出来ません。先ほどから見ていると、次々に城から新しい兵隊が送られてきています。それも狂気じみた兵士達です」


サイモン王子「ここで馬を下り、徒歩で森へ入ったら、相手のだろうか?」


〈その時、どこからか飛んできた矢が相手の兵隊に次々当たり、魔王の手下が率いる国防軍の兵士達は少し後方へ退却する。〉


サイモン王子「ウォーレス殿!」


〈サイモン王子の元へ走ってくる近衛副隊長ウォーレス。〉


近衛副隊長ウォーレス「遅くなりました」


サイモン王子「タティアナさんとアイラさんは助けられなかったのか?」


近衛副隊長ウォーレス「アイラだけ助かりました」


サイモン王子「では、ウォーレス殿はその者を連れて緑の国へ行かなければ!」


近衛副隊長ウォーレス「亡き女王様が送って下さった隠密が来てくれました。緑の国まで彼女を護衛してくれております。私は、サイモン王子と行動を共にいたします」


サイモン王子「ウォーレス殿……」


〈弓を構えて、次々狙いをつけていく近衛副隊長ウォーレス。〉


近衛副隊長ウォーレス「ここは私に、お任せを!王子は前進して下さい!」



[21]ー白の国と緑の国の国境 別の場所 村


〈人目につかぬところを選び、隠れながら逃げていくコウモリと名乗る男とアイラ。アイラはタティアナのことを思うと泣きそうになるが、歯をくいしばって我慢している。〉


コウモリと名乗る男「〈振り返り〉大丈夫ですか?人目につかぬよう、かなり迂回路を使っています」


〈頷くのが精一杯のアイラ。その時、どこからか一頭の馬が急に現れ駈けてくる。あわてて手綱を掴み、止めるコウモリ。実はレウォンが乗り捨てた馬がここまで迷い込んだのである。〉


アイラ「〈馬の紋章を見て〉この馬は、緑の国の城の馬ですわ。なぜ、こんな所に乗り手もおらず、いるのでしょう?」


コウモリと名乗る男「迷ってここへ来たようです。とにかく、我々にとっては渡りに舟!この馬で急いで行きましょう」


アイラ「ええ」


〈二人が乗り、緑の国へ向けて走り出す馬。〉




******緑の国


[22]ー《緑の国》城 書架室


〈神妙な顔をしてジュリアスとポリーの打ち明け話を聞いているミレーネ姫。〉


ミレーネ「そんな話をどう信じれば良いのですか!?」


ジュリアス「自分達も御咎おとがめを受ける覚悟で打ち明けているのです」


〈じっと座っていられず思わず立ち上がって、イライラと部屋を歩き回るミレーネ姫。〉


ミレーネ「お父様も私も民政大臣をどんなに信用していたことでしょう。亡くなったお母様だって!」


〈普段と違い、激しく怒る様子のミレーネ姫に何も言えない二人。机の上には、毒殺事件の現場に残ったものと全く同じ形状のガラス瓶がある。〉


ジュリアス「ガラス瓶のことに関しては、後から詳しくボリスに聞いて下さい」


ミレーネ「闇の世界と密通していたなんて、口にするのも恐ろしいことですわ。民政大臣はそんな大罪を隠したまま亡くなったというのね。世間に罪を明かすこともなく、罪を問われ償うこともなく……」


ポリー「家族として私達もそれで済ませようなんて思っていないのよ、でも……」


ジュリアス「ポリー。ミレーネの気持ちを考えたら、自分達に今、何も言う資格がないことは分かっているだろう」


ポリー「……」


ミレーネ「それに、逃げているのは多分レウォンなのでしょう?つまり、を逃がしたことになるのよ。二人とも、どうして、彼の味方なの?彼は確かに二人の身代わりで悪の手先にになった宿命を背負ったかも知れない。でも、凶悪犯という事実は変わらないと思いますわ!」


ポリー「ミレーネは今のレウォンさんにちゃんと会っていないから。じっくり話せば、本当に心底、いい人って分かるはず。レウォンさんは青の国でも、ここに来てからも何度も、危険を承知で他人ひとの命を救ってきたのよ。彼は、望まぬ形で巻き込まれ、人生を狂わされてしまった可哀そうな人なの!これだけは分かって!」


ミレーネ「ポリー達を信じこませるために、ただ、良い人のをしているとも考えられるわ。それに、そんな信用できる人なら、私の首飾りをまず返すのではないかしら?結局、持って逃げまわっているのは、どう考えますの?」


ポリー「それは……」


ジュリアス「ミレーネ、彼が首飾りと剣を持って逃げていると仮定して話すのだが、実は、彼も首飾りの力をミレーネのように引き出すことが出来るらしい。彼の場合は、失った右手に代わって、左手がを発揮するようだ。そうだね、ポリー?」


ポリー「首飾りの力で、命が助かったし、怪我の回復も早かったように思うって。それに、昔は左利きでもなかったのに、今では左手で何でもこなせることをレウォンさん自身、不思議がっていたわ」


〈ミレーネの耳にタティアナの声が啓示のように響く。〉


タティアナの声「足らねば与えられる。やり過ぎては枯れる。ネツケバ繁る。無償の愛と祈りで満ちる。城外の名もなき花々を忘れずに」


ミレーネ(心の声)「足らねば与えられる……。無償の愛と祈りで満ちる……」


〈ミレーネは、ポリーとジュリアスの顔を見つめる。〉


ミレーネ(心の声)「怪我をした右手に代わって、左手に力が与えられた……」


ミレーネ「首飾りの力は誰でも引き出せるものではないはずですわ」


ジュリアス「そうなんだ、自分やポリーにはどうしても無理だった。でも、彼が首飾りの石の力を呼ぶことが出来た理由……。それこそが、彼がをひく証だと思う。確かに、王様やミレーネにとっては受け入れがたい事実には違いない。だが、彼は、今の緑の国を守るために誰よりも重要な存在なんだ」


ミレーネ「いくら、そう言われても、あの者がケインだったという事実だけでもおぞましいのに、ましてや、祖父様おじいさまの隠し子で王家の血筋であると、誰が認めることが出来るのでしょう?それに、なぜ妃家の血もひくことに?」


ジュリアス「実は、その点は、はじめ、自分も謎に感じていた。多分、カノンとして我が家で育てられていた時に、母ナタリーから乳をもらったことで、妃家の血が彼に流れることになったのではないだろうか。その結果、王家と妃家の血を受け継いだ彼は、紛れもなく、両家を結ぶ選ばれし存在となり、首飾りの石は、それを認めているのではと思い至ったのだ」


【姫の回想:1か月前 城の事件の夜 〔ケインに人質に取られ共に庭を横切るミレーネ姫。首飾りを取られぬよう願うが、拒むことなくすんなり首飾りはケインの手に渡ってしまった。〕】


ミレーネ「〈思い当たり〉ああ……」


ミレーネ(心の声)「確かに、あの時、光を放ち続け、力を発揮していた首飾りが、私を守らず、持ち主をケインに変えるなんて、どうしても腑に落ちなかったわ」


ジュリアス「そう考えていけば、おのずと彼の存在意義が見えてくる。彼は五蛇いじゃ剣法の使い手だ。さらに首飾りの石の力を味方につけることが出来る。あの悪の化身である魔王グレラントを倒すには、それしか方法がない。覚えているよね?城が闇に落ちた夜。やはり、あれは、グレラントが黒魔術を使ったのだ。その闇を打ち破ったのは、唯一、ミレーネの首飾りの石の光だけだったではないか。魔王と互角に戦えるのは、首飾りの石の力を引き出せるレウォン以外にいないはずだ」


ミレーネ「二人とも、レウォンという男をとても信用しているのね。ケインだったにも関わらず……。魔王の下で育ったのよ。いつ、また、闇の仲間に寝返るかも分からないわ」


ポリー「ミレーネ、レウォンさんは彼自身、魔王に洗脳されてしてしまったことに心から傷つき、悔いているの。分かって欲しい」


ミレーネ「私は、あなたのように、そんな簡単にを信じることは出来ないのよ。それに、私でさえ納得出来ぬ話を、どうやってお父様にお話しすればいいの?」


ジュリアス「父の罪も、レウォンの罪も消そうなどと思ってはいない。ただ、彼が言うように、魔王グレラントの本当の目的は、白の国というより、この緑の国なのだ。我が国を守るために、自分達も出来ることは何でもする。どうか真実から目をそらすことなく、この国に迫っている危険を第一に考えて、これから何をすべきかを決めてくれないか」


ミレーネ「今、私はとても混乱していますの。しばらく考える時間が必要ですわ。少し、一人にして頂戴」


〈ジュリアスとポリーは書架室を出る。〉



[23]ー城 廊下


ポリー「私達家族はミレーネをとても傷つけてしまったのね」


ジュリアス「宿命だったんだ。仕方ないよ」


ポリー「ジュリアス、レウォンさんは必ず帰ってくるわよね?」


ジュリアス「自ら、姿を消したのであれば、彼にも時間が必要なはずだ。彼も心を決めたらきっと現れるだろう。彼を信じているのじゃないのか?」


ポリー「〈頷き〉信じているけど、心配でたまらない……」


ジュリアス「あまりに色々なことがあり過ぎて、正直、亡き父上さえ悼む余裕もないことが恨めしいよ。レウォン、いやユランティス王子が実際に生きていると確認できるまで父の遺体だと言って引き取ることも出来ないからな……」



[24]ー城 書架室


〈一人になって泣くミレーネ姫。しばらくして、そろそろと立ち上がり、廊下に出たところ、ミリアム王子の声に気づき、声がする2階まで下りていく。〉



[25]ー城 2階の廊下


〈ミリアム王子とヨハンがもめている。ミリアム付きの侍女がそばにいて、ハラハラしている。〉


ミレーネ「ミリアム、どうしたの?」


ミリアム「姉様!これを見て!〈小さなキャンバスに描かれた絵を見せる〉」


ヨハン「僕のです。返して」


ミレーネ「ヨハン君、ちょっと見るだけなら、いいかしら?まあ!この絵は……」


ミリアム「サイモン王子様が僕を描いた絵なんだよ」


ミレーネ「ええ。覚えていますわ。ヨハン、なぜ、あなたが、この絵を持っているの?」


ヨハン「お父様が描いたものだからって、僕の祖母様おばあさまがくれたのです。この男の子は、王子様に似ているけれど、もらった時はどこの男の子かなんて知らなかったし。とにかく、これは祖母様おばあさまからもらった、僕のものです!〈返してもらおうと手を出す〉」


ミレーネ「〈絵を返しながら〉おばあ様?ヨハン、おばあ様とお父様のお名前は?」


ヨハン「言ってはいけないってお母様に言われているから」


〈不可解な顔をしてヨハンを見るミレーネ姫。〉


ミレーネ「〈はっとなり〉じゃあ、他に、あなたのお父様が描いた絵を持っていたら、見せてもらえないかしら?」


〈頷き、持っていたスケッチブックをめくり、一枚の絵を見せるヨハン。スケッチブックを受け取り、その絵を見て、また驚くミレーネ姫。〉


ミレーネ(心の声)「サイモン王子が描く絵にそっくりだわ……」


ヨハン「“流れ星”の絵です。これは、僕に描いてくれたんです。流れ星にお願いごとをするとかなうって知っていますか?お父様は、少し前に流れ星を見て、とても大切なお願いごとをしたんだって教えてくれました」


ミレーネ「お…お父様は、何のお願いをしたと言っていたの?」


ヨハン「大好きな人との約束が、かないますようにって!」


〈その言葉に固まるミレーネ姫。そこに1階からクレアが階段を上がって来る。〉


クレア「ヨハン、お城の中を勝手に歩き回るのではありません。皆様にご迷惑でしょう?申し訳ございません、姫様、王子様」


〈ミレーネ姫が手にしているスケッチブックに内心焦りを感じるが表には出さず黙っているクレア。〉


ミレーネ「あの、クレアさん、つかぬことをお聞きしますが、ヨハン君のお父様はどなたなのですか?」


クレア「姫様、あらためて私共、家族のことはお話しさせて頂きます。この子の父親も、遠からず、きっと、こちらに来るはずです。その時に、本人から説明させて頂く方が、私が申し上げるより良いかと思いますので」

              

ミレーネ(心の声)「遠からず、ここへ来る……??」


クレア「〈頭を下げて〉失礼いたします。ヨハン、行きますよ」


ヨハン「姫様、返してもらっていいですか?」


ミレーネ「あ……ええ」


〈ヨハンにスケッチブックを渡すミレーネ姫。クレアとヨハンはその場を去る。茫然としているミレーネ姫。〉


ミレーネ(心の声)「一体、今の言葉はどういう意味なの?まさか、ヨハンの父親がサイモン王子様?では、クレアは王子の妻?そんなこと、あるはずがないわ。でも、あの二枚の絵は……?」


ミリアム「僕を描いた絵なのに……。ヨハンが持っているなんて、おかしいよね。ねえ、姉様、サイモン王子様はまたここに遊びに来て描いてくれるかな?」


〈王子の肩に触れるが、ミリアム王子の問いには返事をせず、そのまま心ここにあらずの様子のミレーネ姫。〉


ミレーネ「〈ミリアム王子御付きの侍女に〉王子のことをお願いします」


〈そう告げて、どこかに走って行くミレーネ姫。〉



#3へ続く


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