応援コメント

03 襄陽の嵐」への応援コメント

  • 拝読致しました。
    兵は詭道なり、を地で行く戦模様。
    やはり戦とは心理戦だよなぁ、と思わせる素晴らしい戦場心理でした。
    敵の策を読むだけでなく、敵の思惑、部下の心情、あるいは戦場で敵の心を挫き、部下の心を奮い立たせ、あるいは敵の油断を誘い、ときには部下のちょいと恥ずべき遁走を笑い飛ばす。
    読みごたえがありました!(*´▽`*)

    作者からの返信

    ジョジョでエシディシさんがドヤ顔で言っていたアレですね、兵は詭道なり。
    史実の襄陽攻略戦がどうだったのかは、実はわかりません。
    大陸の史書を読めば出て来るかもしれませんが、少なくとも私にはわかりませんでした^^;
    そのため、こんな感じになりましたが、お楽しみいただけたようで何よりです!

    ありがとうございました♪

  •  こんにちは、御作を読みました。
     文化の差というべきか、ドクトリンの差というべきか。
     これは、どうしようもないだろうなあ、、孟さんの見事な策っぷりに惚れ惚れしました。蒙古軍の研究を重ねたんだろうなあ。面白かったです。

    作者からの返信

    蒙古の爆発的な「拡大」は、結局、現地民をうまく取り込んだところが肝なんだろうな……という想像で書きました^^;
    現地の「不満分子」を取り込み、そして次の侵略へ……の無限ループの結果、あのような世界帝国と成りおおせた、という(笑)
    でも蒙古鉄騎という「核」が存在しているからこそ、成り立つ戦略です。

    拙作の孟珙の場合は、その現地民の「取り込み」という事情に付け込むやり方を採らせてみました。
    史実の孟珙は、たぶん兵法の定石通りに囲んだりして落城させたかと思います。
    突飛な方法を使っていたとしたら、あの国のこと、必ず史書に残すでしょうし(笑)

    ありがとうございました。

  • モンゴルは機動力を活かした騎馬戦には長けているものの、守りに徹した籠城戦はない不得手と言うことでしたか。

    攻めには強いが、守りは苦手と、昔のどっかの軍隊もそんなんでしたね。

    作者からの返信

    騎馬戦はモンゴルの持ち味ですからね、この時代、まともに籠城戦ができるところがどれだけあったかと言われると、そんなに無いでしょうし……。

    徳川家康も野戦は得意でしたが、城の戦いとなると「?」って感じでした。
    やっぱりそういう傾向の勢力って、いつの時代にもあるのではないかと……^^;

    ありがとうございました。

  • 企画ご参加ありがとうございます。
    何故だか、読まなくてはならぬような気が致しまして参りましたw

    両陣営の将の名将ぷり。
    引き際を心得る将の動きがいいですね。

    四散した将軍の軍は、
    部隊毎に落ち合う場所を決めており、
    何らかの合図で再度参集したのでしょうか?

    防衛、交通、経済の要たる河川の要衝を押さえた事は、
    とてつもなく大きいですね。

    作者からの返信

    お星さまもありがとうございます。
    時代背景の説明付きのレビューなんて、本当に恐縮です。
    金の名将……戦わせたかったんですけど、いかんせん字数が……(カクコンの短編の方に出すため、一万字以内にしなきゃならなかったので)^^;

    押せ押せの蒙古、後がない南宋、どっちも一番いい将軍を出してきたんだろうなぁと想像するところで……で、さっさと切り上げるときは切り上げたんだろう、とも想像いたしました。

    部隊の再度参集はご想像のとおりです。
    一万字に収めるため、描写が不足してしまったところは、本当に申し訳ないと思っています^^;

    襄陽……ここを中心に防衛網を築いたおかげで、南宋は息を長らえたと言われています。だからこそ、呂文煥を置いて侵略に備えていたのでしょう。

    ありがとうございました。


  • 編集済

    戦場に於ける友軍と敵軍の識別、これ実際にはかなり難しかったのだと思うんですよね。湾岸戦争ですら、アメリカ軍の陸上部隊は友軍からの誤射による被害が大きかったと聞いたことがあります。むしろ、同士討ちの危険性こそが、常々高かったのでしょうね。
    そこに詭計を用いた。面白いです。ここで友軍同士、どのように連携をしていったのか、マニアックな興味が湧きました!マニアックですみません!また攻城戦から野戦へと引き込む手際、ここら辺も面白そうです。騎兵って、一度動かすとなかなか止めることが難しく、撤収が困難だったと読んだことがあります。気分が乗っちゃうと、馬が止まんないとか。長篠の合戦も、武田軍は織田軍の野戦陣地に早々に気付いた。しかし、一度動き出した騎兵を止めることは敵わず、突撃せざるを得なかった、という説。そのような『現場の事情』といった問題も絡んでいたろうなあ、と夢想しながら楽しませて頂きました!面白いです!

    作者からの返信

    ガンダムの世界なら、識別コードとかで判別してそうですよね。
    ちなみに、河越夜戦において、北条軍は、白布を巻きつけており、敵兵と思われても白布を巻き付けていたら攻撃しないという取り決めをしていたみたいです。

    全然、マニアックではないと思います。
    世界帝国である蒙古の場合、実際は、敵味方容赦なく「やっておしまい」だったのではないかと思います。敗北するよりは……という割り切りができちゃいそうですから。本体である蒙古騎兵は分かる(言葉とかで)ので、あとの「友軍」はどうでもいいやとか思ってそうです。
    長篠、そういう説もありましたか。騎兵というか、馬がそういう風に鍛えられていて、もう止められないというのは穿った話ですね。
    戦略戦術ではなく、そういう事情で勝敗が決するっていうのも、確かにありそうです。河越夜戦も、実際は合戦は無くて、扇谷上杉朝定が頓死したせいで退却となり、北条方の「勝利」となったという説もありますので。
    夢想されて、そして楽しんでいただいて、何よりです。

    ありがとうございました。


  • 編集済

    すみません、内容はまったく把握できませんが、力作であることは感じ取れます。(^▽^;)

    書店で見たら『三国志』の概要案内だけで分厚い1冊になっており、恐れをなしました。
    浅田次郎さん、むかし一度だけお目にかかったことがありますが、作家というより、そういう関係っぽい雰囲気の方でした。(^.^)/~~~



    追記:作家さんの力不足ではなく、読者のわたしの知識不足ですので。
       ちゃんとした基礎知識があれば十分に楽しめたと思います。(^▽^;)

    作者からの返信

    申し訳ありません。これはまったく私の力不足です(^^;
    いや、忌憚のない意見は大歓迎です。こういうのがあるからこそ、webで発表している訳ですから。一人だけで愉しみたかったら、カクヨムに来ません(笑)

    三国志は随分メジャなカテゴリになりましたね。私が小さい頃は吉川英治の三国志しかなかったのに。
    中国史については、実は父や伯父がそういう本が好きだったので、私もあまり抵抗が無いんです。でも、おそらく上月さんの反応の方が一般的だと思います。

    浅田さん……やっぱり堅気さんじゃない印象が強いですか(^^;
    そういう人でないと書けない作品世界なんでしょうね(笑)

    ありがとうございました。