あなたの仮面はどうですか?

砂漠の使徒

仮面

 このエッセイは私の仮面事情を暴露し、さらに読者の方にも自分の仮面について考えてもらいたいと思い、書いてみました。

 拙い文章ですが、楽しんでもらえれば幸いです。


「人は数多の仮面をつけて生きている」という言葉を聞いたことがありますか?

 これが意味するところは、人が他人と接するときに見せる表情は一つではないということです。

 例えば、あなたが友人と会話するとき、両親と会話するときと同じように会話しますか?

 そういう人もいるでしょうが、私は違います。

 ゆえに、私は友人用と両親用の二つの仮面を持っているわけです。

 しかし、この友人用の仮面をクラスメイトや会社の同僚と会話するときにもつけることがあるかもしれません。

 そういった仮面の併用までをも細分化して書き記すときりがないですね。


 では、私はいくつの仮面を持っているのか。

 関わる人の数だけ、仮面はあると思いますが……。

 普段使う一人称でざっくり三つに分けられます。

 「私」と「僕」と「俺」ですね。(ここから、あることが推測できますね。そうです、私は男です。)

 私は王様や天皇ではないので「朕」は使いませんし、侍ではないので「拙者」も使いません。(ただ、方言で「おい」って一人称を使うことがたまにありますね。ただ本当にたまになので、ノーカウントで。というか、これで身バレしちゃう。)


 最初に「私」。

 「私」を使うときは、改まった場や公的な場のときですね。

 今この小説は「私」が主語で書かれています。

 なので、私はカクヨムを改まった場や公的な場と見ているわけですね。


 次に、「僕」ですね。

 こいつは結構な曲者です。

 なぜなら、日常会話で一番使うからです。

 一番使うゆえに、「私」を使うときも出てきちゃうんもんですから困ったものです。

 現に、今これを書いているときもつい「僕」と書きそうになっている。

 というか、一人称は「私」でも、文の中身が「僕」に乗っ取られているときもあるんですよね。

 なんというか……「私」を使っているのに、やけに丁寧じゃない、なれなれしい……とか。

 例えば、二文前!

 「あるんですよね。」みたいな妙になれなれしい言い方をしている!

 ちなみに、私のツイッターは「僕」率が高い気がしますね。

 まあ、素が出てるのだと思います。


 最後に、「俺」です。

 こいつは……よくわからないです。

 「私」よりは使うけれども、「僕」ほど使わない。

 たまに、「僕」の立場を乗っ取る謎の存在です。

 特に感情が高ぶったときなどの私の本音がさらけ出されるときに使われるのかな?

 「私」みたいに具体的な基準(まあ、それも曖昧ですけど)があればいいのですが……。

 独り言を言うときも、「僕」か「俺」かで一人困惑するときがあります。(意味わからないですよね(笑))


 これらの使用頻度は……


「私」<「俺」<「僕」


 ですね。


 まとめると……。

 書面上などの改まった場では「私」、日常会話では「僕」や「俺」を使うと。


 う~む。

 なんとも当たり前の結論が……。

 ただ、この場で分析してみるのは楽しかったです。


 ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

 よろしければ、コメントであなたも分析してみては……?

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