異世界剣士 1話『転生』

@shinnikamui

第1話 転生

2053年5月26日、篠原純斗が20歳となり家を出て都会で1人暮らしを始めた。ゲーム好きの純斗は、ゲームセンターに近いアパートに住み始めた。


 仕事が休みの日は基本ゲームセンターに行っていた。

 今日、6月15日に給料がはいるので希望休をとりゲームセンターに行った。ゲームセンターの中を回って居るとあるものに、目が止まって、ポツリと「ノエのフィギュアだ」と、呟いた。

その、フィギュアの元へと向かいお金を投入したのと同時に、気合いが入り、「絶対とるぞ!」と、叫び、近くの定員に「店内では、大きな声を出さないでください」と、注意された。

 ノエのフィギュアを取るのに無我夢中になり言葉も出ず、取り終えるころには5000円も使ってしまい、「使いすぎた」と、心の声が漏れてしまったが、好きなフィギュアが取れたのでうれしくて、「他にも無いか探していみよう」と言い探していた。

 その後、午後4時に帰ろうとしたところ、外は豪雨になっていた。傘も持って来てない俺は、

「俺ってバカだー!天気予報ちゃんと見てれば良かった。」

と、反省をした。傘もなく、コンビニやスーパーも近くにないので、傘を買いに行くとこが出来ない、

「近くにコンビニは無いし、あってもアパート裏だから行っても無駄、フィギュアも濡らしたくないし、なんなら、雨が止むまで待とう」

と、思い1時間ほど待ったが止む気配がないので、店に戻り、袋を貰い走ってアパートに帰った。

 家に着いた頃には、もちろんびしょ濡れなので、

風呂に入った。

「腹減ったな〜、なにか食べようっと」

と、飯にしようと思ったが、冷蔵庫が少なく、タクシーを呼んで、近くのスーパーに向かおうと考えていた。

「タクシーを、呼ぶ前に残り物を軽く食べて向かうか。」と、言い軽食を作った。

食べ終わりタクシーを呼ぼうとしたが出払っていた。

「なんで今日はフィギュア取れた以外、運が悪いんだ!豪雨で服は濡れるし靴はびしょ濡れ」と、家で嘆いていた。

落ち着いたこと、予備の靴を履いて、「いってきます」と、言って傘を持ちアパートを出て、歩き始めた。

「いくらたっても豪雨だ……自分に、雷が落ちないといいな〜。このフラグは回収したくない」

と、思いながら、スーパーに、向かっていた。5分した後、そのフラグを回収してしまい、自分に雷が、落ちて死亡した。


 純斗が、目を覚ました時のことだった。

「ここはどこだ?」と、言うと、

女性が、「ここは、治療所」と、答えた。

純斗には、見た事もない人で、

「私は誰?貴方は誰?」と、純斗は、言ったら、

その女性が、「貴方はバルよ。私は貴方の母親のリカよ。こちらにいるのが…」

隣にいる男性が、「父親のドルドだ」

と、言い。見たこともない、場所や人だったのですぐに

異世界だと気付き自分が転生したことが分かってしまった。

 隣の患者が魔法で怪我が直されていて、バルが、

「あの魔法凄い!傷が治ってる!」と、興味を、持った。

リカが、「あれは、治癒魔法なのよ。使える人が余りいないから、ポーションが、飲めれば、それで治すことが多いのよ。」と、説明した。初めて知った、バルは勉強し、

冒険者の資格を撮るために勉強に取り組んだ。

バルは、「父さん、ボク冒険者になりたい!」と、自分の気持ちを伝えたら、「いいじゃないか、そのためには18歳にならないとな!あと、8年間勉強や特訓しなさい」

と、バルに伝え「ハイ!」と、応えた。

 それから、勉強や特訓が始まったのであった……。

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