解体戦士スパイナー

ダークフォース怪人名鑑２

00.ハルマ将軍

階級：将軍

初登場話：プロローグ「最終決戦　メテオリオンVSダークフォース」

出没地域：鍛冶場

ダークフォースの最高権力者で、正式名称はハンマーダーク。三大幹部が束になっても敵わない戦闘力を持つ、名実共に機械結社最強の存在。武力一辺倒ではなく思慮深い一面も持ち、その豪腕で長きに渡りダークフォースを率いてきた。掌から放つ「ハルマプレッシャー」は、直撃すれば並のヒーローであれば即死するほどの威力を誇る。更に、自分の周囲数百mをエネルギー塊で圧し潰す「ハルマゲドンクラッシュ」を秘奥義として隠し持っており、この技を突破するのは部下達であってもほぼ不可能とされる。

11.守護騎士プロス

階級：幹部

主登場話：第3話「守護騎士の刃」第9話「落陽の街」第12話「激突する信念」

出没地域：キャンプ場

ダークフォースの幹部怪人の1人で、正式名称はレシプロソーダーク。冷静沈着な性格であり、右腕の機械兵装レシプロアームを変形させ、超振動刃「レシプロソード」や万能盾「トライガード」を使い分けて着実に葬る。加えて左腕に振動エネルギーを集めることで空間断壁「レシプロシールド」を作り出し、組織に仇なすあらゆる外敵の攻撃を防ぐ。彼の一派はダークフォース怪人にしては珍しいほど結束も強く、次期将軍の座に最も近いと言われていた。

平時はトレーニングに明け暮れているか、山奥で薪割りをしている。

12.破壊闘士バンリャ

階級：幹部

主登場話：第8話「果てしなき侵略」第11話「魂の灯火」

出没地域：スポーツジム

ダークフォースの幹部怪人の1人で、正式名称はマンリキダーク。両腕の「万力アーム」で、全てを力押しで破壊する典型的な脳筋。「ブルアアアァァァ！」という謎のシャウトをよく発している。使用技は両腕で獲物を締め上げる「万力圧波」や、アームを地面に叩きつけて地割れを起こす「万力怒裂土」。

とにかく粗暴な性格ではあるが意外にも部下の面倒見は良く、彼の派閥は三幹部の中でも最大規模を誇っていた。

機械生命体なのに筋トレを趣味としている。

13.参謀カンディル

階級：幹部

主登場話：第6話「必殺の一撃」第13話「勝利への凱旋」

出没地域：炭鉱

ダークフォースの幹部怪人の1人で、正式名称はカンテラダーク。元々はカースト下位の暗殺部隊出身だが、手練手管を駆使して幹部へと成り上がった過去を持つ。頭部の七色カンテラから放つ幻覚光「ファンタスコープ」と立方体爆弾「カンテラボム」で敵を眩惑しつつ仕留める。

基本的に自分以外の存在を見下しており、味方に対しても慇懃無礼な態度を貫くため、組織内でもあまり好かれてはいない。

根城にしている炭坑内での良質な石炭の発掘を唯一の趣味にしているが、それを知る者は誰もいない。

14.参謀ケルブ

階級：元幹部

初登場話：第10話「世界の解体」

出没地域：電算室

ダークフォースの幹部怪人の1人で、正式名称はケーブルダーク。IT技術に精通しており、ダークフォース基地制御システムの設計・管理を一手に引き受けていた。頭部から伸びる「呪乱ケーブル」を一斉に作動させることで同時多発ハッキングが可能であり、電子戦では無類の強さを誇る。

実はハルマ将軍とは下級戦士時代からの古い付き合いであり、ハルマ体制を長年支え続けた存在。また、スパイナーを「若き日の将軍に似ている」として高く評価していた。

15.ボムダーク

階級：元幹部

初登場話：第13話「勝利への凱旋（回想のみ）」

出没地域：火薬庫

ダークフォース暗殺部隊の隊長を務めていた機械怪人。ダークグレーの素体に、黒いタイル状の装甲が全身を覆っている。体内から無尽蔵に生成する「キューブボム」で標的を包囲爆殺する戦法を得意としていた。暗殺技術は一流だったものの性格は狭量であり、部下にはパワハラを繰り返すなど人望は全く無かった。ある鉱山での任務遂行中に岩盤事故で死亡。記録上はキューブボムの誤作動による自爆死とされている。

16.破壊闘士スパイナー

階級：元幹部

初登場話：第12話「激突する信念（回想のみ）」

出没地域：工事現場

ダークフォースの幹部怪人の1人で、正式名称はスパナダーク。頭部の「スパイナーヘルム」で敵の弱点を感知し、右腕の「スパナアーム」で衝撃を与えることで強制的に解体する。破壊に関して独自の信念を持ち、鍛錬によって破壊の精度を高めようと考えるなど歴代破壊闘士の中でも変わった性格。

趣味は無機物の解体で、基地の不用品を手当たり次第に解体しケルブに呆れられていた。紆余曲折の末に人間の姿を借りている現在では、フリーの解体屋としてシャインシティ各地の工事現場を巡り、日夜解体に励んでいる。