【全48話】ゲル状生物に生まれ、這いずり泥を啜って生きた物語 / 続章【全534話】戦禍の大地に咲く百華 / +外伝と真焉

作者 大洲やっとこ

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★★★ Excellent!!!

 剣と魔法のファンタジー小説が好きな人ならハマるはずです。ランキング上位に入ってないのが不思議でならない。
 私はユーザー登録をめんどくさがって、今までしてませんでしたが、この作品の応援コメントを書くために登録した程です。
 今までたくさんの小説を読んできましたが、エンターテインメント性も有り、メッセージ性も有り、良作、名作、傑作、何と表現すればいいか、とにかくもっと多くの人に読んでもらいたい作品だと思います。
 設定がしっかりと作りこまれており、戦闘描写に緊迫感がある。キャラクターに個性があり、感情移入できる。完成度の高い、読ませる文章です。
この作品の更新を毎回楽しみにしています。

★★★ Excellent!!!

ある程度まとまった文字数で、学園ものでない、チート要素の薄い女主人公の作品を探し求めてたどり着きました。

五章読了までの主に続章の感想ですが、

面白かった点
・主人公周りの複雑な、変移する人間関係
・魔法の詠唱や魔物名・騎士団名、各国の国風といった随所にある確たる世界観
・一方的でない伯仲する戦闘

おそらくは、流行りのあらすじ風タイトルでないのと、序盤の「ゲル状生物」の華(百合)の少ないのとで多くの人の目に触れていない(=星の数が少ない)だけであって、百合ダークファンタジーを求める人には必読の価値ありです。

★★★ Excellent!!!

ゲル状の魔物として自我を持った主人公のお話は最初の章で終わり。その後は他の登場人物を中心とした物語

最初の章の仕上がりは紛れもない良作。ちゃんと生きてちゃんと終わった物語
主人公は自我のあるゲル状魔物、生物としてそこそこ強いけど特別強くも無く便利でもない。スキルも無ければステータス表記もないし進化もしない。ただ生まれたままの魔物として生きる
ご都合な部分もあるけれど、最後まできっちりひきつけられる物語

続章からは世界と登場人物を引き継いだ全く別の物語なので、まずは最初の章だけのつもりで読んでみるのがいいと思う。多分気になって続きも読む事になる

主人公周りは自然な競争が行われているんだけども、人間は社会が維持できるのか疑問に思うほど悪意が行き過ぎているのがマイナス点
古代エジプト文明の発掘品からもペットを可愛がっていた痕跡があるんだけども、この世界の人間は徹底的に悪意の塊。性的にも思う存分下劣な扱いを受けているのでそういうのが苦手な人は注意。いまいち評価されていないのもそこがネックなのかも

★★★ Excellent!!!

 なろう完結版・読了。
 カクヨム加筆修正版・読書中。

 胸が熱くなり、心揺さぶられるダークファンタジー作品。
 近年読んだネット小説のなかでダントツに大好きな物語です。

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 1作目の「ゲル状生物」は文庫本1冊ほどの長さで読みやすいです。

 人外転生ものとして、魔物としての姿勢を序盤にしっかりと描かれています。
 ここで大事なのは『終始一貫して魔物の姿』であり『人化は一切しない』ということです。
 もちろん動きは遅く、発声もできません。ゲル状なのだから当然です。

 魔物のままの主人公はなかなか珍しく、個人的にとても好きな作風でした。

 ゲル状生物に生まれ変わった男の地道な努力が実を結んでいく過程。
 自らの特性を理解し、無謀なことはせず着実に力を蓄えていく堅実さ。
 そして少女と出逢い、少しずつ愛情を覚え注いでいく様子。

 甲斐甲斐しく世話をする魔物の姿には和やかな気持ちになりました。
 丁寧にしっかりと描かれていく魔物と少女の関係性に、とても愛おしい気持ちを覚えて胸が締め付けられました。

 種族の垣根を超えた『愛』の物語を、いろんな人に知ってほしいです。

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 2作目の「戦禍の大地」は、150万字を超える大作です。

 こちらは前作よりも残酷な描写が多くありますし、人々の生々しい関係性も描かれます。
 百合(ガールズラブ)があるのはこちらの作品からです。

 自然や魔物たちと共生していた長命な種族である『清廊族』は、あるとき別大陸からやってきた人間たちによって『絶対服従の首輪』を嵌められます。
 それから100年以上にわたり奴隷として扱われ、尊厳を傷つけられてきた彼ら彼女らに、明日への希望はありませんでした。
 しかし一人の少女が『特異な力』をその身に宿したことで、細く険しい道を拓けました。

 元奴隷の少女… 続きを読む