てんどんたべたいな
「ん……あ」
「もう朝?」
「けもり?」
「……んん、界守ぃ?」
「どこ?……ぁれ?」
「隣の部屋、だったかしら?」
「ねぇ、界守、いるのぉ?」
「……じゃあ、下ぁ?」
「もう……肝心な時にぃ……」
「……声が聞こえる」
「食堂?」
「もう、界守ったら……」
「ねぇ、界守ぃ?」
「はいどうぞっ!」
「たくさんのおにぎりですっ!」
「あざます、夜々さん」
「これ、好きなんすよね」
「―――あ?あぁ、お嬢」
「朝早い……な?」
「おはよーございま」
「よよっ!?に、贄波さんッ!?」
「……ん、やかい」
「なに、今日、来てたの?」
「あ、あぁ」
「お嬢、服どうした?」
「えぇとっ」
「何か着るものっ」
「あ、タオル」
「バスタオル持ってきますねっ!」
「服よりも……界守」
「見てない?」
「いや見てない……」
「つか見えてるんだけどよ」
「えぇ?どこにいるの?」
「いや界守さんじゃなくて」
「お嬢全裸なんだけど」
「え?なに?そういうサプライズ?」
「…………んん?」
「………………は」
「お、顔赤らめた」
「多分次に悲鳴が来るね」
「俺の感は当たるんだ」
「きゃあああああッ!」
「ぐべばッ!!」
「バスタオル持って決まし、あぁ!!」
「八峡さんがぶたれてしまいましたーっ!」
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