第1話「出逢いは砲弾と共に」
運命の出会いはいつだって唐突にやって来る。
それが、鋼鉄の猛獣同士が火花を散らすゲームの戦場であっても……
「そーら逃げろ逃げろー! 逃げてる時間がお前に残された寿命だぁぁぁ!」
「このストーカーめ! お前なんかに……お前なんかにぃぃぃ……」
「ヒャーハハハ、コイツはイキのいい獲物だぜぇぇぇ!」
会話だけ聞くとまるで「核の炎に包まれた世紀末の世界」に思えるが、もちろんそうではない。
ここは、オンライン戦車戦ゲーム「バトル・オブ・タンクス」用に作られた仮想空間である。
そんな電脳空間の荒野をいま、必死に逃げ惑う一台の軽戦車がいた。
背後には執拗に追る重戦車。二台の間には激しい砲弾の応酬が交わされている。
追う側は課金に物を言わせた戦車らしく、電信柱を横倒しにしたような巨砲を振りかざしていた。狩られる方は非課金の軽戦車で見るからにひ弱そうだった。一発でも喰らったら間違いなく即死だろう。
「このままヤラれてたまるもんか!」
軽戦車プレイヤーの少女が絶望へ抗うように叫ぶ。
それが小さな幸運を呼び込んだのか、逃げながら撃っていた砲弾が追い立てる重戦車のキャタピラに偶然命中した。
重戦車は襟首でも掴まれたように、ふいに左へと向き直る。切れたキャタピラが爆煙にまつらわれてガラガラと雪崩落ちた。動きを止められた重戦車の上に「修理中」と赤字が点滅表示され、完了までのタイムカウントが始まった。
その隙に軽戦車は付近の森へと飛び込んだ。
「どこか隠れられそうな場所は……うう、ダメか。無理そうね」
キャタピラ修理は、それほど時間が掛からない。その間に距離を稼ぐことも出来たが、彼女は咄嗟に隠れる方を選んだのだ。
だが、そこは小さな森だった。身を隠したところでたちどころに見つかるだろう。やっぱり逃げればよかった……少女はため息をついた。
「せめてRPGみたいに何か役立ちそうなアイテムとかないかなぁ……」
森の中を進みながら少女は戦車の視点を一周させて周囲を見回し……
「誰? 誰かそこにいる!」
「……見つかったか」
思いがけず、そこに先客がいた。別の戦車が茂みの中に身を潜めていたのだ。
と、いっても驚くようなことではなかった。今、少女がプレイしているのは時間制限のみの自由参加ステージだった。プレイヤーは好きに参戦出来る。マップは広大で、参加と同時にどこかへランダムに出現する。そうして戦場を自由に徘徊し、誰かと遭遇すれば戦闘が始まるのだ。
だが、見ればその戦車のステータスは「大破、部品交換中」となっていた。これは言わば無防備な状態で、攻撃を受ければどんな戦車でも無条件で撃破される。
「撃てよ……」
故障戦車のプレイヤーは少年らしかった。もはやこれまでと諦めたようだったが、少女は「安心して。私、撃たないから」と告げた。
「殺さないのか? 僕の戦車、撃破したらポイント高いのに」
高性能な戦車ほど撃破ポイントが高く、ポイントを貯めれば様々な戦車が購入出来るのだ。だが……
「いいの。故障中なんでしょ。そんな相手を撃つなんて卑怯じゃん。第一、私今それどころじゃないから」
「……」
少年は拍子抜けしたようだった。
「それどころじゃないって、一体どうしたんだ?」
「追われてるの! 私が女だと知ったら友達になろうぜってしつこく迫ってきて、彼氏がいるって言ったら途端に逆上してコロしてやるって……」
「あはは。まぁ『バトル・オブ・タンクス』の女の子プレイヤーってかなりレアだからなぁ」
多人数参加型オンラインゲーム(MORPG)のファンタジー系ゲームなら女性プレイヤーもさほど珍しくなかったが、無骨な戦車ゲームをプレイしたいという女性など、まずいない。
苦笑した少年は「それで、敵はどんな奴?」と尋ねた。
「名前は分かんない。ひっくり返したお椀みたいな砲塔のデカい奴! この戦車の大砲じゃ当たってもカーンって跳ね返されるくらい頑丈で……でもまぐれ当たりでキャタピラを壊せたんで、その間にここへ逃げて来たの」
でもここに隠れてもすぐ見つかるだろうし、戦っても勝ち目はないし……と、悔しそうに少女はつぶやいた。
「勝てないなんてことはないよ」
「え?」
「どんな相手でも戦いようはある」
「ほ、本当?」
諦めかけていた少女には、にわかには信じられない言葉だった。
だが、少年は砲弾がハネ返される軽戦車でも重戦車に勝てる戦い方はあるという。
「……教えようか?」
「お、お願いします! でも何で見ず知らずの私に……」
「さっき『卑怯な真似なんかしない』って言ったろ? 気に入った。ここはポイント目当てに弱いプレイヤーや動けない戦車を平気で狩るクズだって多いのに君、優しいね」
「えへへ……」
照れて笑った少女は、ゲーム画面の向こうで顔も知らない少年も同じように微笑んだような気がした。
「キャタピラ修理ならそろそろ終わるだろう。ソイツはすぐここへ追い込みに来る。じゃあ、時間がないからよく聞いて」
「はい」
少女はうなずくと少年の言葉を一言も聞き漏らすまいと耳を澄ませる。
彼女の目に彼の戦車の砲塔に描かれたエンブレムが映った。涙と突き上げるコブシ。プレイヤー名の表示にはこう記載されていた。
「ルサンティマン(強者を憎悪する弱者)」
** ** ** ** ** **
「オラオラ、とっとと出てこい! 逃げても隠れてもどうせ無駄だぞー!」
修理のタイムカウントが終了し動き出したストーカーは、森の中へ次々と大砲をブチ込んで追い立てながらゲラゲラ笑っていた。
……と、森の中から件の軽戦車が脱兎のごとく飛び出した。
「待たせる男と急かす男は嫌われるって知らないの?」
「知ったことか、バーカ!」
「……最低。開き直ったところを見ると今まで彼女がいた試しなんてないでしょ」
「るっせえ、オレの女になれなきゃせめてポイント稼ぎの糧になれ、ザコが!」
しょせんは負け惜しみと鼻で笑いながら重戦車は狩りを再開した。砲口が閃き、キャタピラが回り始める。
だが……今度は明らかに軽戦車の逃げ方が変わっていた。
それまでただ全速で直線に逃げていたのが、右へ左へジグザグに走っている。そればかりか猛スピードだったのが急に減速したり、動きに明らかな緩急がついていた。
「なんだこいつ、急に……」
こうなると正確に狙いがつけられないので撃っても砲弾は見当外れな方向に飛んでゆくばかり。苛立って「くそっ、当たんねぇ!」と毒づくと、少女はフンと笑った。
(彼の言う通りだわ)
「止まれ! ザコの分際でチョコマカ動くな! 観念して大人しく撃たれろ!」
「撃つの下手くそだから止まって撃たれろですって? あはは! あなたザコ以下じゃないの! 情けなくて笑えるわね」
「こ、こいつ! ブッコロしてやる!」
激昂した彼はメチャクチャに撃ちまくったが、ろくに照準されていないのでは命中する筈がない。
それが自分を冷静にさせない為に煽ったのだと、彼が気づくはずもなかった。
そうやって少女は追われるまま緩やかな丘を越える。後ろを振り返ってニヤリと笑った。
いよいよ近づいてきたのだ。少年が話していた「罠」へ……
後方からは血眼で追いすがるストーカーの重戦車。だがこの先にあるものに彼は「まだ」気づいていない。少年のアドバイスが心に浮かんだ。
(敵が丘陵を越えて罠に気づく前に「コレ」を使うんだ。苦し紛れで隠れ蓑に使ったぐらいにしか相手は思わないだろう)
(でも本当の目的は……)
砲塔に付けられた筒から発煙弾がポンッと射出された。前方に着弾するや白い煙がモワッと拡がり、その中へ軽戦車は飛び込む。
「ケッ、それで隠れたつもりか? ははは、笑わせてくれるぜ!」
叫びと共に重戦車が続いて飛び込む。煙の先に出たら今度こそ血祭りにあげてやる……そう思って出た先にはしかし、何もなかった。
崖っぷちだった。
煙幕が実は目くらまし、崖からオーバーランさせる為の罠だったのだ!
「うわわ~停止! 戦車停止ーッ!」
急ブレーキ痕を地表に刻み、下り坂から崖の先に車体の半分近く飛び出した状態で重戦車はかろうじて止まった。
と、いっても後輪は浮き上がり、車体がユラユラ揺れているシーソー状態。
彼が「あ、危ないところだった……」と冷や汗をかきながら、そろそろと後ずさりしようとしたそのとき。
「さっきはさんざんやってくれたわね……」
首の皮一枚で助かっていたところへ、後ろから怒り心頭の軽戦車がゆっくりと現れた。
「わぁぁぁぁ待って、違うんです! そうじゃないんです! こ、これには深い訳が……」
「ある訳ないでしょ! 地獄へ落ちろぉぉぉ!」
軽戦車が発砲した。豆鉄砲のようなちっぽけな砲弾である。重戦車の装甲を「コーン」と小突いただけだったが、ギリギリのところでかろうじて持ちこたえていた彼にはまさに地獄へのひと押し。
「うぎゃぁぁぁぁぁぁ!」
断末魔と共に重戦車はズンデンドウと崖を転がり落ちる。最後はひっくり返った状態で地面に叩きつけられ、大爆発炎上した。
『プレイヤー「ダボラフキン」、スターリン重戦車。自爆しました』
「へへーんだ、ザマァみろしー!」
最近、人気ラノベでよく聞く「ザマァ」とは正にこのことか。機械音声の判定ジャッジに少女は快哉を叫んだ。
「やったな、おめでとう」
「あ……」
振り返ると、森の中で擱座していた少年の戦車が丘を越えて現れた。ようやくエンジンの修理が終わり、彼女の後を追って来たものらしい。
「見て! おかげさまでやっつけたよ!」
「間に合えば援護するつもりで来たけど助けるまでもなかったな」
「……」
思いがけない出会いから彼に助けられてもらった。
(どんな人だろ……)
だがゲーム画面からは声以外何も分からなかった。
少年の戦車は崖っぷちで停止すると、真下で燃える重戦車を眺めて「バラバラになって燃えてる。捕獲は駄目みたいだね」と残念そうに呟いた。
「捕獲?」
「もしかして知らなかった? 倒した戦車は、状態次第で捕獲して自分のものに出来るんだよ」
「そ、そうなんだ……」
少女には初めて知ったルールだった。もっとも勝つだけで精いっぱいだったので、さほど惜しいとも思わない。
「あなた『ルサンティマン』っていうの? 私は『ナツメグ』。助けてくれてありがとう」
「大げさだなぁ。僕はちょっとアドバイスしただけだよ」
小さく笑うと少年は「それじゃあ……」と、去ってゆこうとした。少女は慌てて「待って!」と引き留める。
「何か用?」
最初見た時は故障中だったので左程にも思わなかったが、彼の戦車はかなり強そうだった。斜めに切り立てた車体は精悍で、砲塔からは長い砲身が前方を鋭く睨んでいる。さっきの重戦車とも対等に戦えそうだった。
「その……ルサンチさんは、もしかしてプロゲーマー?」
「まさか。素人に毛が生えた程度だよ」
少年は苦笑したが、少女には謙遜としか思えなかった。
「頼みがあるの。私に、さっきみたいな戦車の戦い方教えてくれませんか?」
「……悪いけど他を当たってくれ。僕、コミュ障だし人と関わるの好きでも得意でもないんだ」
少年は気の毒そうに断ったが、ナツメグは「そんなツレないこと言わないで。お願いします!」と食い下がる。
「マニュアルとか見たけど私の頭じゃチンプンカンプンで……。チュートリアルはその、面倒くさいって言うか……」
「もしかしてゲームするとき説明書とかロクに読まないで取り敢えず始めてみるタイプ?」
「……うっ」
少年が思わず吹き出すと、我に返った少女は慌てて弁明した。
「だってしょうがないもん! チャットで聞いても『ググレカス』とか『情弱乙』しかレス来ないし」
「……」
ふいに、少女の軽戦車は少年の前に回り込むとその砲身を一杯に下げた。人間でいえば頭を下げているポーズなのだろう。
「この通りです! お願いします!」
「……何でそんなに必死なの。学校の授業でEスポーツの課題にでもなったとか?」
「違う、そんなんじゃない! 実は……仇を探してるんだ」
「仇?」
「そう、彼の仇。ソイツのせいで私、フラれちゃったんだ!」
「……」
少年の戦車がエンジンを止めた。音を消して話を聞いてくれると知った少女はここを先途とばかりに話し始めた。
「私の彼、ヒビキっって言うんだけどネトゲで無双するのが好きのええ格好しぃで。で、でも根はいい奴なんだ! それで、私に『バトル・オブ・タンクスのチートプレイを見せてやる』ってココへ……」
「……」
「ここのサーバのレギュレーションって『第二次世界大戦の戦車限定』だけど彼、裏技を見つけたからって戦後の戦車でプレイして……ちなみに世代が違う戦車ってそんなに差があるの?」
「ガラケーとスマホぐらいの差はあるかな」
「そ、そんなに違うんだ! それでね……」
少女はバツが悪そうな声で続けた。
「さんざん恨みを買っちゃったみたいで、違反狩りをゲーム動画実況してるVtuberの連中に散々追い回されて……」
「どんな連中だった?」
「幼女キャラのお姫様と、その下僕みたいな三人組。確か『モジカワ装甲雑技団』って名乗ってた」
「!!」
画面の向こうで少年は息を呑んだが、少女は気づかなかった。
「レギュレーション違反したのは確かに悪かったわよ。でもそれを動画サイトに晒して『レギュ違反しといてクソダサ』『ざまぁ』って視聴者にさんざん笑いものにさせるなんて、いくらなんでもあんまりじゃない!」
「そいつらが君の仇って訳か」
「もう一人……逃げた最後に出会った奴がいたの。ソイツにトドメを刺されたんだ。『ここはお前らの来る場所じゃない、失せろ!』って。一対一だったのにソイツ、恐ろしく強かった。なんか恰好いい戦車で射撃も正確で、動きも無駄がないの。ヒビキ、手も足も出なかった……」
「……」
少年は黙ったまま先を促す。
「それでボロ負けしたヒビキは『ナツメグ、待ってろ。アイツら全員血祭りにあげて来る!』って、またログインしたんだけど……」
逆ギレした彼氏は仕返ししようと再びレギュレーション違反の戦車で挑んだものの、毎回返り討ちにされたのだという。
しかも、その一部始終を動画サイトで『イキってレギュ違反してたクズをハントしましたww』『逆恨みしてきた雑魚をまた返り討ちにしましたww』『反省出来ないクソ雑魚がまた来たので仕方なく遊んでやりましたww』と、毎回晒し物にされたらしい。
ついに彼はすべての持ち金を課金で溶かしてしまった。更に追い打ちをかけるように運営が彼のアカウントを永久停止処分に。戦後型戦車で参加出来る裏技もアップデートで是正され、やる気が萎えた彼は「結局一度もやり返せなかった。ダセェ……オレら、別れよう」と、少女へ別れを告げたのだった。
もちろん、そんな成り行きで破局だなんて納得ゆく訳がない。
「高校に入って出来た初カレだったのに……それで、こうなったら私が仇をとってヨリを戻すしかない! って思って」
しかし、アカウントを登録して勇躍乗り込んだものの、そもそもゲームのやり方を少女はろくすっぽ知らない。
そのうえ、コスメだの友達と遊ぶお金でお小遣いを毎月ギリギリでやりくりしているので課金なんて到底無理だった。
それで非課金の軽戦車で戦場をウロウロしては、いいように狩られるばかりだったという。
「友達に相談しても、『それは彼氏が悪い』とか、『ヤラレてたって、たかがゲームじゃん。マジになんなよ』って……その通りかも知れないけど! でも、そのせいで振られたのに」
ここはお前なんかの来る場所じゃないと冷ややかに言い放ったプレイヤーの憎々し気な声、鎧袖一触とばかりに打ちのめした敵戦車の圧倒的な強さが彼女の脳裏から消えなかった。
「悔しいの……」
最後は涙声になった少女の話に、少年は心を動かされたようだった。
だが、同情しただけではなかった。
(そうか、冷やかしでプレイしてると最初思ってたが、仇討ちでこんなに必死なのか。それも相手は「アイツら」)
(だったら……この娘には使い道がある)
少年の顔に邪な笑みが浮かんだが、少女に察しがつくはずがない。
しばらくして、少年はつぶやくように語り始めた。
「実は僕も……ここである『仇』を探している」
「えっ、もしかして私と同じ仇討ち?」
「ちょっと違うんだ。そいつに恋人を奪われてね」
少女は「マジ!?」と、息を呑んだ。同じプレイヤーの彼女がパートナーにいて、その彼女がゲームの上手い奴に心変わりしたか、お持ち帰りされたのか……
「そいつから何とかして彼女を取り返したい。もし、キミがそれに協力してくれるって言うのなら僕流の戦い方を教えてあげてもいい」
「アニキィ、オレいつでも鉄砲玉になります! ソイツのタマ取りますけえ!」
少女がイキがったチンピラ風に叫んだので少年は「アニキはやめてくれ」と噴きだした。
「アニキじゃなくて『アキト』で。僕の下の名前だ」
「じゃあアキト、これからヨロシクお願いします!」
「う、うん」
押し掛け弟子みたいな成り行きに少年の方は少し当惑気味だったが、少女は「よっしゃぁぁぁぁ!」とゲーム画面を前に小躍りした。彼から色々学べば、あの「憎っくき敵」をきっと倒すことが出来る!
「……」
興奮する少女の声を背後に聞きながら少年は、この少女を自分の手駒としてどう扱おうかと考え始めた。
友達にはなれない。なってはいけない。
想い人の仇を討つためと、慣れぬ戦車を駆って戦う動機をいじらしいとは思った。
だけど……
(いつか彼女を使い捨てなきゃいけない)
(この娘にとって、僕は……)
少女はこの時まだ知る由もなかった。
少年が一体何者なのか。
そして、彼が取り返したいと言った「恋人」の正体が何なのか……
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