こんなのを待っていた!

異世界転生でもチートでもないこんな内政ファンタジーを待っていました!
昨今の内政モノは転生人が現代知識無双していくような作品ばかりで、転生でも転移でもないこの作品がとても新鮮でした。ストーリーも重すぎず軽すぎず、非常に読みやすく仕上がっており、あまりの読みやすさに物語に引き込まれてしまい、一日がつぶれてしまいました(笑)
主人公の性格も良く、悪人ではないが善人でもない、いい意味で人間らしいキャラクターで好感を覚えました。自分が愛されるためにまず自分が領民を愛す、という考えにも強く納得でき、そう思う背景に父親との確執があるのがとても説得力を感じました。
総評をいうのならば、とても面白かったです!

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