第14話 スキル判明

「この村はずいぶんと年寄りと女、幼子が多いな?」


「この村は見ての通りの寒村若い者は男は兵として、おなごは可哀想に帝国や王国の兵隊さんらに連れて行かれておりますよ、残るのは年寄りと残されたおなごか幼子のみですよ」


「すまねぇ婆さん…」


「トラさん婆さんッて…」


「あっ!すまねぇシスター」


「ホホホッ 良いのですよ それでは皆さんのスキルを見ましょかね。スキルボードへ手を触れてくだされ」


名前 セルシ

種族 人間

年齢 29歳

特記 アスラ主神の加護 風魔法


 スキル

●弓術(師範)

●剣術

●錬金術

●統率者

●薬師


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名前 リュウ

種族 人間

年齢 22歳

特記 アスラ主神の加護 魔獣使い 


 スキル

●剣術(剣聖)

●槍術(師範)

●精神異常耐性

●縮地

●明鏡止水

●居合

●???


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名前 トラ

種族 人間

年齢 27歳

特記 アスラ主神の加護 雷魔法

            土魔法(新)

 スキル

●体術(師範)

●斧術(新)

●建築

●土木

●築城

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名前 ヒロ

種族 人間

年齢 21歳

特記 アスラ主神の加護 水魔法


 スキル

●歌唱

●双剣士

●気配察知

●気配遮断

●脚力向上

●器用

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名前 ガイル

種族 ヒューマン

年齢 26歳

特記 アスラ主神の加護 火魔法


 スキル

●大剣使い

●料理人

●解体

●革細工

●鑑定眼

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「以上がそなたら部隊さんのスキルですよ。これからの道標にしてくださいな。」


「シスター感謝いたします。」


「良いのですよ、これからは村の仲間になるのですもの。こちらこそ宜しくお願いします。」


「シスター聞いてもいいでしょうか?このアスラ正教会とは世界中にあるのですか?」


「そうですね、ノールマン帝国や王国にもございますよ。」


「ではシスターもこの村の方ではないので?」


「私はアスラ聖国の聖都から派遣されており、かれこれ35年になりますかね。」


「婆さん忘れられてんじゃねぇか?」


「トラさん失礼っすよ」


「いえいえ大丈夫ですよ、私の夫はこの村の村長ですし、この村から離れる気は毛頭ありません。」


「なるほど、失礼しました帝国や王国の庇護下にアスラ正教会があるのではと邪推しました、お詫び致します。」


「いえいえ、アスラ聖国はアスラ神様に支えし者の国、あなた達の様なアスラ神様の使徒様をお迎えするのが我らの使命でございます。実は先刻アスラ神様から神宣がございました。我が使徒がこの村を訪れると。お待ちしておりました、アスラ神様の使徒様」


こうして我らは村の世話になる事となったのだった。


「良かったなトラ土魔法授かってたな。それとリュウお前の???ってなんなんだ?」


「いや俺にも???に見えるんですよ、全く分からないです。」


「分からんもんは分からんさ、さぁ村の皆に挨拶行くぞ隊長!」


「しかし土魔法をこんなに簡単に俺に渡して神様は大サービス過ぎやしねぇか?」


「まぁ俺達の不安を取り除いてくれたんだよ神様は。アスラ神様に感謝しろよトラ!」


「はい隊長。」













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