『ほおう、いいじゃないか。こういうのでいいんだよ、こういうので』というどこかの美食漫画の台詞が湧いてきそうな好篇。 トラックに跳ねられて大した理由もなくずば抜けた能力を与えられて何かやる度にチヤホヤされるお話も悪くはないが、まずは本作でも読んで読者が感情移入する入口を整理吟味されてはどうか。 必読本作。